コンテンツエリア メインコンテンツ 井上尚弥対TJ・ドへニー 4回、TJ・ドへニー(右)を攻める井上尚(撮影・河田真司) [記事へ]
「蝉時雨のやむ頃」 小学館 フラワーズコミックス「海街diary」1巻より 吉田秋生 正直、吉田秋生作品とは「イブの眠り」でおさらばしていた。その1巻を読んで、もっとはっきり言えば表紙を見ただけで、もう嫌になった。「バナナフィッシュ」「夜叉」に続いて、また同じようなのをやるのかと、食傷だった。「海街diary」の評判もそれほど気にしなかったけれども、過去の作品と違うという報に接して、じゃあ読むだけ読もうかと、本屋で表紙を見たら、確かに今までと違う。キャラクターが前面に出ていない。鎌倉が舞台……「ラヴァーズ・キス」か……今の私にとっては「青い花」が先に脳裡に浮かぶけど、とにかく、景色を中心に据えた表紙に、今までとは違うよという作者の声を勝手に聞いて、期待して読んだわけである。 というわけで期待通りの面白さだった海街diaryシリーズの第1作目で1巻の表題作「蝉時雨のやむ頃」である。 15
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く