[amazon] 千年間続いてきた日本舞踊の流派「千葉(せんよう)流」。それは舞によってマインド・コントロールと記憶操作ができる禁断の舞踊であった。総帥・吉岡達也はこの舞を使って日本を支配しようと試みる。 さまざまなしがらみによって、達也と対決し日本を救おうとする主人公・功太郎とその仲間たちの戦いを描く。 9月11日昼の町屋のイベントのために読んでいたのだが、「格闘技もの」という観点以外で非常に興味深かったのでここに書くことにする(以下、盛大にネタばれしますので興味のある人だけ読んでください)。 ・その1 本作はマンガ評論、というかマンガ駄ばなしにおいても、ほとんど人々の口にのぼらない作品だと思う。 せいぜい「なんで第六部でバンドマンガになっちゃったの?」くらいの話題しか出ない。 しかし、単行本のナンバリングとしては59巻でひとまず完結する、第7部「千葉(せんよう)流編」を読んだら、なかな