異空間? 夢の国の近くで野球観戦 JR京葉線舞浜駅。それは4月1日のこと。誰もが知る、夢の国の最寄り駅の改札を出ると、まず目に飛び込んできたのは「チケット完売」のプラカードを持つスタッフの姿だった。夢の国に向かおうとしている家族連れの誰もが一瞬、「ええっ」という表情をするものの、すぐに状況を把握し冷静さを取り戻しているようだった。プラカードには「イースタンリーグ M-G戦 チケット完売」と記されていた。 「マリーンズにとって東京と千葉の両方からお客様を呼べる浦安という地域で試合を行いたいという想いがずっと前からあった。その中で、新球場が完成するという情報があり、そこから動き出したプロジェクトだった」 浦安市での二軍戦開催を1年間かけて推し進めたマリーンズ振興部関係者は今回の開催の意義を語る。チケットは前日3月31日までに前売り予定だった2500枚を売り切り、当日券ナシの完売御礼。大きな盛り