2020年10月2日のブックマーク (3件)

  • 日本学術会議のこと

    これはポンポコ先生じゃなく「中の人」? が書いています。どこが違うのだと言われると困るのだけど。 すでにいくつかのメディアで報道されているように、日学術会議が推薦した第25期の新たな会員のうち、人文・社会系35名のうち6名が、内閣総理大臣によって任命されなかったという事態が起こりました。 ぼくは新会員のひとりであり、昨日の総会に出席しました。前会長の山極寿一さんが退任挨拶の冒頭で、経緯について簡単に説明しました。新会員の名簿は何ヶ月も前から内閣府に提出されていたのに、一部を任命しない事実が知らされたのはわずか2日前だったとのことです。つまりこの決定について現会員や執行部に抗議する時間的余裕を与えない、ギリギリのタイミングで知らされたということです。 こうしたことは、日学術会議の発足以来初めてのことです。過去においても政府と学術会議が対立したことはありましたが、任命者である総理大臣が会員

  • 村長の父親の銅像の前で祭りを…日本の“住みよい北朝鮮”は「ある意味正しい」と村民が語る理由 | 文春オンライン

    ――常井さんはこれまで、誰とも異なる視点で政治家を書いて来られましたが、新作の『地方選 無風王国の「変人」を追う』も500人足らずの村の選挙を取材するなどしていて、面白かったです。 常井健一(以下、常井)ありがとうございます。今回はインタビューなのに、お互いにノンフィクションのを持ち寄って、これから「ビブリオバトル」を始めるような雰囲気ですね。 ――今日、杉浦明平という作家の名著『ルポルタージュ 台風十三号始末記』(岩波新書、1955年)を持ってきたのですが、『地方選』を読んでいるとき、これを思い出しました。 常井 私が昨年末に書き上げた著書『無敗の男 中村喜四郎 全告白』(文藝春秋)を発売したころには、文春オンラインのレビューで映画「地獄の黙示録」を引き合いに出して、「中村喜四郎=カーツ大佐」説を唱えられて思わず唸りましたが、今回の作品は杉浦明平さんですか! ――『台風十三号始末記』は

    村長の父親の銅像の前で祭りを…日本の“住みよい北朝鮮”は「ある意味正しい」と村民が語る理由 | 文春オンライン
  • あらためて平成の政治改革を考える【待鳥聡史】【清水唯一朗】【善教将大】

    『公研』2020年9月号「対話」 待鳥 聡史・京都大学大学院法学研究科教授×清水 唯一朗・慶應義塾大学総合政策学部教授×善教 将大・関西学院大学法学部准教授 平成の政治改革は、立法・行政・司法さらには地方分権や中央銀行などにまで及ぶ大改革だった。この変革を通じて、日社会そして我々の政治への意識はどのように変貌したのだろうか。平成の30年間を振り返りながら、日の統治システムを考える。 平成の政治改革は明治維新、戦後改革に匹敵する大改革である 清水 今日は、平成の30年間におこなわれた一連の政治改革をあらためて振り返りたいと思います。この改革を経て日政治システムはどのように変革されたのか、あるいは有権者の政治意識はどのように変化したのか──こうしたポイントについて3人で考えていければと思います。ちょうど今年の5月に待鳥先生が『政治改革再考──変貌を遂げた国家の軌跡』を出版されましたので

    あらためて平成の政治改革を考える【待鳥聡史】【清水唯一朗】【善教将大】