主力の選手は入れ替わり、代わりに経験値が既に備わった、実績のある選手が入ってきた。新しいサイクルを用意しつつ、かつ種まきの時間をカネで解決した印象は強い。 篠田監督のキュレーションは青赤を悲願へと導けるか FC東京 2017シーズンプレビュー - 「やってみるさ」 クラブとして積み上げてきた、ひとつの選手サイクルが2016シーズンに終わりを告げ、そんな中で迎えた2017シーズン。新たな選手サイクル構築のために、まずは新しく種をまき直し、芽が出るのを耐え忍ぶシーズンがこれから始まる…と思いきや、実績のある選手を積極補強することで、そのフェーズを省略してみせたプレシーズン。ある意味、サイクル構築の時間をカネで解決した様な理解だが、それはそれで解決策の一つであり、アリだと考えていた。 しかしその結果は見ての通り。まずは、こんな楽観的な己を反省するところから始めなければならないだろう。 とは言え、