宮本 常一 (KAWADE道の手帖) 宮本常一はこんな笑顔の素敵なおっさんだった。 日本の村という村、島という島を歩き続け、膨大な記録を残したとんでもない民俗学者・宮本常一は10万枚余りの写真も残した。宮本常一の故郷、瀬戸内海に浮かぶ周防(すおう)大島の東和町に、2004年5月18日、「周防大島文化交流センター」がオープンした。そこには、その10万枚余りの写真が一枚残らず収められているという。昭和35年から昭和56年までの間に各地で撮影された「失われた昭和」を記録した宮本常一の10万枚余の写真コレクション! いつか必ず見に行こうと思っている。でも、人生何が起こるか分からない。明日、ポックリ逝くかもしれない。なので、少しでもいいからその雰囲気を味わっておきたいと思って、10万枚余から厳選されたという約200枚が収録された本を買った。素晴らしい。 宮本常一の写真に読む失われた昭和 かえすがえす