ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (4)

  • 問題解決を学ぶことは意志の力を学ぶこと-これは問題解決を知らない人のために書いた文章です

    これは問題解決を知らない人のために書いた文章です。 問題解決について、最低限のことだけを説明します。 問題解決とは何をすることなのか? それを知るとどんな得することがあるのか? といった、世の中の問題解決について書かれたいろいろなものよりも、少し手前にある話題についてです。 問題解決って何? 問題解決とは、自分で目標を決めて、それに向かってうまく行動していくことです。 目標とは「こうしたい」とか「こうなりたい」と思うものです。「こんなのはいやだ」も、みがいていくことで目標になります。 決まった目標について〈うまく行動する〉のは、ものによっては機械にもできます。 アリやハチは、集団で協力してすばらしい巣をつくります。 他にも〈うまく行動する〉お手にできるものは多いです。 ですが、目標を決めるのは人間だけです。 問題解決をするのは人間だけなのです。 問題解決-ない場合、ある場合 問題解決をや

    問題解決を学ぶことは意志の力を学ぶこと-これは問題解決を知らない人のために書いた文章です
  • 論理的に考えることの強力さを一生忘れなくさせる世界一くだらない問題

    学校で教える内容を増やすとか減らすとかいう話を聞くと、思い出すことがある。 学校の授業で聞いたことで、今も覚えていることといえば、どれも余計なことばかりだ。 人間が不真面目にできているせいかもしれないが、意思伝達から冗長さや不要なものを除いていくと、いつしか何も伝わらなくなってしまうんじゃないかと思ってしまう。 以下で紹介するのも、むかし雑談のように聞いて、今も忘れがたく頭の片すみにあるバカ話である。 この主張を調査によって検証するためには、髪の毛の数を数えるという手間のかかる作業を、膨大な人数分繰り返すことが必要である。 ほとんどの人にとっては不可能であり、また可能な者がいたとしても、この主張の成否を知ることにはあまりにメリットがないので、調査が実施される見込みはほとんどない。 ではこの件は、人類にとって永遠に謎のままなのかといえば、そうではない。 我々は思考の力によって結論を得ることが

    論理的に考えることの強力さを一生忘れなくさせる世界一くだらない問題
  • The Ideal Librarian - 自分のいる図書館のすべての書物を読むことができた最後の司書

    史上最高の司書は誰か? この問いは「歴史上実在した」という意味を含んでいる。 自分の図書館にあるをすべて読んでいる司書は、今ではフィクションの中にしか存在しない※。 ※ フィクションには、『鋼の錬金術師』のシェスカ、『神のみぞ知るセカイ』の汐宮栞、『少女海賊ユーリ』のボルド、『武蔵伝II ブレイドマスター』のリコッタ、『冬のロンド』のダイアナ・ルミアウラ、京都大学附属図書館マスコットキャラクターのクラちゃん、インちゃん……と、このリストはいくらでも続けることができるだろう。 図書館はもはや個人の手に負えないものになってしまった。 あるいはこうも言える。 人類はすでに/とうの昔に、個人が読むことができる以上の書物を生み出すようになってしまった。 しかし書物の数が爆発的に増えたのは、人類の歴史の中で見れば、それほど古いことではない。 現在、世界最大の蔵書を誇るアメリカ合衆国の議会図書館も、1

    The Ideal Librarian - 自分のいる図書館のすべての書物を読むことができた最後の司書
  • すべての書物を持つバベルの図書館には何冊の本が必要か?

    主人公が「宇宙」と呼ぶ、その巨大な図書館は、中央に巨大な換気孔をもつ六角形の閲覧室の積み重ねで成っている。 閲覧室は上下に際限なく同じ部屋が続いている。 すべての閲覧室の4つの壁には、それぞれ5段の棚があり、各段に32冊ずつが収納されている。 全ては同じ大きさ、同じページ数のであり、一冊は410ページ、各ページはどのも40行×80文字で構成されている。 全てのは22文字のアルファベット(小文字)と文字の区切り(空白)、コンマ、ピリオド、の計25文字しか使われていない。 そして同じは二冊とない。 ここで一生を終える司書たちは、この図書館がこの25文字で表現可能な全ての組合せ、言い換えれば言語で表現可能な一切のもの、を納めていると考えている。 つまり、今までに書かれたとこれから書かれる、それらのの落丁・乱丁・誤訳版、および不完全な版を指摘した解説書、解説書の偽書、解説書の偽書

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