2018年2月13日のブックマーク (3件)

  • アクアポニクスの海外市場動向。検索数の急増・ベンチャー企業の参入

    アクアポニックスとは? 近年、魚と野菜を同時に育てる「アクアポニックス」と呼ばれる、環境に優しい有機農業に注目が集まっています。 アクアポニックスとは、水産養殖(魚の養殖)と水耕栽培(土を使わずに水で栽培する農業)を掛け合わせた、新しい農業。魚と植物を1つのシステムで一緒に育てます。 魚の排出物を微生物が分解し、植物がそれを栄養として吸収、浄化された水が再び魚の水槽へと戻る、地球にやさしい循環型農業です。今回は、アクアポニックスの海外動向について紹介します。 2015年以降、Googleでの検索数が上昇 英語Googleの検索数を調べると、2005年以降、”aquaponics”の検索数が増えています。 アクアポニックスは、水産養殖(aquaculture)と水耕栽培(hydroponics)を合わせたもの。この2つのワードの検索数と比較すると、現在では”水産養殖”、つまり「魚の養殖」に

    アクアポニクスの海外市場動向。検索数の急増・ベンチャー企業の参入
  • 温室ハウスを応用した新たな回転式アクアポニクス装置の提案

    過去にも近未来的なデザインを生み出しているMichael Jantzen氏は、新たに環境に配慮した回転式アクアポニクス装置を提案した。 円形状の生産施設は、ガラス温室に近い構造となっており、太陽光の光が均等に野菜へ照射されるように栽培ベッドが回転する仕組みになっている。 以下のように施設デザインは目新しいものの、栽培システムは一般の温室ハウスと同様である。 夏場の日射量が強い季節には遮光シートを導入し、気温が下がる冬場には、植物の成長や魚の活動を促進するために保温効果のある温室内にて、効率的に生産することができる。 天井部には太陽光パネルを設置することで、栽培ベッドの回転動力や室内・魚の飼育槽向けの照明電力をまかない、サステナブルな生産方式を提案している。尚、モデルはコンセプト段階であり、今後はデモプラントの稼働を目指す、という。

    温室ハウスを応用した新たな回転式アクアポニクス装置の提案
  • ドイツベンチャーによる都市型・大規模アクアポニクス施設を建設

    ドイツ・ベルリンにて2012年、れんが造りの古い醸造所跡に設立されたECFファームシステムズ社による都市型農業ビジネスが格化している。同社のオフィスには現在、写真のようなコンテナ型アクアポニクス施設が稼働し、地域住民や民間企業の人々が多く訪問している。 同社は世界の都市人口が半数以上となった現代において、人口が密集した都市エリアにて、狭いスペースでも効率の良いサステナブルな生産方式と、新鮮な地産地消野菜を地域住民に提供することをミッションに事業を展開するベンチャー企業である。 アクアポニクスの仕組みに関する詳細は省略するが、コンテナ内部の1階部分には魚の養殖タンクが設置され、魚の糞・排泄物のアンモニアなどを硝酸塩に変換するバクテリアを固定化したフィルターを通して、2階のハウス部分の養液栽培に利用されている。 2階の温室ハウス部分では、葉野菜からトマト・ナス・唐辛子・イチゴといった果菜類ま

    ドイツベンチャーによる都市型・大規模アクアポニクス施設を建設
    plantfactory
    plantfactory 2018/02/13
    “ドイツベンチャーによる都市型・大規模アクアポニクス施設を建設”