『言論江湖』<誰かが殺した>事件が急展開2005年07月12日15時08分 / 提供: 【PJ 2005年07月12日】− PJの渡辺直子さんがPJニュースで連載していた、彼女の父親、故・渡辺省三さんの不可解な死因についての<誰かが殺した>事件が急展開している。一部報道によると、神戸地検特別刑事部がこのほど、<誰かが殺した>事件について渡辺さんが以前連載した雑誌原稿などをめぐって、掲載した出版社「鹿砦社(ろくさいしゃ)」社長に対し、名誉棄損の疑いで逮捕状を取った。一般流通している出版物の内容について、出版社代表が同罪容疑で逮捕されるのは全国でも異例と伝えられた。 ライブドアのPJニュースでは、故・省三さんの不可解な死因と警察捜査への疑問について、今年4月から6月までの間、18回に渡って<誰かが殺した>というテーマで連載してきた。警察が故・省三さんの死因を自殺と即断した点や、渡辺さんの母親
『言論江湖』「ブログ時評」という論理破たん(下) 2005年03月28日15時10分 / 提供:PJ 【PJ 2005年03月28日】− 前置きが長くなってしまったが、朝日新聞社社員、団藤保晴氏の「ブログ時評」について、言及していきたい。論点は、ジャーナリズムにおける独立性、歴史認識、事実認識――の3点に関する団藤氏の論理破たんについてである。 ジャーナリストとしての独立性の論理破たん ジャーナリストが取材対象からの独立を維持することは、ジャーナリズムの原則というべきものである。中立性ではなく、独立性が担保されてこそ、ジャーナリストが権力の監視を可能にし、声無き市民の代弁に撤することができる。 団藤氏は『世界』の「ブログ時評 on SEKAI」の原稿で、ライブドアのPJニュースの対比として、神奈川新聞の無料会員制コミュニティーサイト「カナロコ」を絶賛した。これついて、団藤氏のジャー
『言論江湖』「ブログ時評」という論理破たん(中) 2005年03月26日16時15分 / 提供:PJ 【PJ 2005年03月26日】− ライブドアのパブリック・ジャーナリズム(PJ)ニュースが、朝日新聞社社員の団藤保晴氏の「逆鱗」に触れた原因を説明しよう。去年の年末、ライブドアでネット上の市民参加型のPJニュースを開始するに当たり、ネット・ジャーナリズムやパブリック・ジャーナリズムの先駆者に取材して、その現状や課題をご教授頂こうとしていた時であった。 ことの顛末 団藤氏はかねてから、自ら運営するブログ上で「ブロガーの皆さんの多くは『これはニュースになる』との感触をまだ知らない」などと発言していた。蛇足だが、ニュース価値の判断基準は、情報の受け手側のニーズによって決まるのであり、「全国紙の記者」が持つそれに絶対性などない。 また、ライブドアのPJニュースの計画について、東京大学の北田
『言論江湖』「ブログ時評」という論理破たん(上) 2005年03月25日17時01分 / 提供:PJ 【PJ 2005年03月25日】− 虚偽をあたかも真実のように報道し、反論の機会を持ち得ない無実の人々が生み出されてしまう「報道被害」が後を絶たない。インターネットが登場し、報道被害の被害者が個人的なブログなどで反論するチャンスが到来したが、個人的なブログではその認知度からしても、マスメディアの影響力とは比肩できないのが実情だ。ライブドアPJニュースでは、報道被害による被害者の声も積極的に紹介していきたい。 「ライブドアPJに忠告し忘れた欠陥」と題した「ブログ時評」 こんなことを考えていた矢先、「報道被害」が「ライブドアPJニュース」という組織に対してもあった。岩波書店の『世界』創刊60周年記念号(2005年4月号)に掲載された、「ライブドアPJに忠告し忘れた欠陥」と題した記事がそれ
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