グアテマラで、市内を走る乗り合いバスの乗客らが強盗グループに襲われたそうです。結果的に強盗グループらは取り押さえられ犯行は未遂に終わったのだそうですが、強盗グループにいた女性が身包みを剥がれフルボッコ状態に。 自分の身に危害がふりかからないことがわかると、群集は「正義」という鉄拳を、ここぞとばかりに振りかざすようです。「悪いことをしたんだから何をされてもあたりまえ」と、自分が被害にあったわけではないにもかかわらず、まるで自分が「正義」を手にしたかのように制裁を加えるわけです。加害者と被害者はかくも簡単に入れ替わるわけで、そしてそれを我関せずと、ただ見つめている人々も実はしっかり事件にかかわっているわけなのですが、そんな自覚がまるでないのも群集心理のひとつなのかもしれないなあ。(ショッキング画像につき観覧注意)