ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)市内の様子(2009年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/BELGA HERWIG VERGULT 【9月5日 AFP】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)では今後、街中での言葉遣いに注意する必要がありそうだ――市当局がこのたび、街頭での侮辱的な言動に対して最大250ユーロ(約2万5000円)の罰金を科すと決定したからだ。 フレディ・シールマンス(Freddy Thielemans)市長(ワロン系社会党)は4日、「今後、人種差別的または同性愛嫌悪的な言動など、いかなる形での侮辱も罰則の対象となる」との声明を市当局者を通じて発表した。 欧州連合(EU)など多くの国際機関が所在するブリュッセルは、家族連れに優しく教養にあふれる都市として知られている。だがシールマンス市長は今回、大都市には付き物である「不快な言動」の根絶を目指すことを