タイのプミポン国王が死去したことを受けて、13日夜、タイのプラユット暫定首相は、ワチラロンコン皇太子と会談し、新たな国王への即位を要請しましたが、皇太子が「国民と悲しみをともにし、決意を固める時間が欲しい」と求めたため、議会での承認は後日に見送られました。 一方、プラユット暫定首相は、13日夜、テレビを通じて国民に向けて演説し、今後30日間は祝い事などを控えるよう呼びかけました。しかし、経済活動についてはふだんどおり続けるよう求め、プミポン国王の死去を受けて、経済活動を自粛する動きが過度に広がり、経済に大きな影響が出る事態を避けたいという姿勢を示しました。