みんなの党は両院議員総会を開き、党の路線を巡る党内の意見の隔たりが大きく、衆議院選挙に向けて一致した行動を取るのは難しいとして、解党することを決めました。 みんなの党は、民主党との合流も視野に入れる執行部と、与党との関係を重視する渡辺前代表や、ほかの野党との連携を目指す議員らとの間で対立が激しくなっていました。 これを受けて、みんなの党は19日、解党の是非を議論するため、国会内で両院議員総会を開き、対応を協議した結果、党の路線を巡る党内の意見の隔たりは大きく、衆議院選挙に向けて一致した行動を取るのは難しいとして、解党することを決めました。 浅尾代表は両院議員総会のあと記者団に対し、「多数決の結果、13対6で解党が決まった」と述べました。 平成21年に結成され、自民党でも民主党でもない、いわゆる「第三極」として活動してきたみんなの党は、結成から5年で解党することになりました。