synodosに関するpluripotentのブックマーク (6)

  • オウム真理教をテロ組織と認定 / SYNODOSが選ぶ「ロシアNOW」 | SYNODOS -シノドス-

    1990年代に人気を誇っていた新興宗教団体「オウム真理教」。多くの人はすでに消滅したものと考えていた。しかし実際には、この20年の間、ロシアでの影響力をさらに強めていたのである。 9月末、ロシア最高裁判所はカルト教団「オウム真理教」を「テロ組織」と認定し、活動を禁じるとの決定を下した。13人が死亡、およそ6000人が負傷したあの地下鉄サリン事件から20年が経過した今になってこうした決定が下されたことについて、誰もが驚きを隠せない。 事件後、ロシアの人々は少なくともロシアにおいてあの恐ろしいカルト教団は非合法となり、オウムは過去のものになったものと確信していた。そして2016年4月初旬、ロシア連邦捜査委員会のウラジーミル・マルキン報道官はオウム真理教はテロ組織のリストに加えられていると発表した。 しかしその後、オウム真理教はいかなるブラックリストにも含まれていないことが判明した。そんななかロ

  • 国家のあり方を読み解く「未承認国家」という鍵/『未承認国家と覇権なき世界』著者・廣瀬陽子氏インタビュー - SYNODOS

    ウクライナ危機やロシアによるクリミアの編入問題など、「国」をめぐる問題で揺れ動く世界。これは、竹島や尖閣諸島の問題を抱える私たち日人にとっても、決して遠い問題ではない。不安定化した世界を読み解く上で、大きなカギとなるのが「未承認国家」という存在だ。この未承認国家の存在から国際問題の原点を探ろうとしたのが、今年8月に出版された『未承認国家と覇権なき世界』だ。著者・廣瀬陽子氏に、未承認国家の概要と、そこから見えてくる今後の課題点についてのお話を伺った。(聞き手・構成/若林良) ―― 「未承認国家」は日人にとってはあまり聞き慣れない言葉ですが、「国家」と「未承認国家」の違いとは何なのでしょう。 ごく簡単に言ってしまいますと、他の国からの広い国家承認を受けているか、否かですね。例えば台湾は後者で、60年以上も台湾島を初めとした領土を維持しておりますが、国際的な影響力が強い中国台湾の独立を認め

    国家のあり方を読み解く「未承認国家」という鍵/『未承認国家と覇権なき世界』著者・廣瀬陽子氏インタビュー - SYNODOS
  • 英語は「地味」だから居心地がいい――英米文学の味わい方を知る/英文学者・阿部公彦氏インタビュー - SYNODOS

    学部選択に悩む高校生に専門分野を解説!人気コーナー「高校生のための教養入門」。今回は英米文学です。英語は地味な学問? 「詩」の定義ってなに? 高校生が英文学の小説を読むなら19世紀? 英文学の味わい方のあれやこれやを阿部公彦先生にお話を伺いました。(聞き手・構成/山菜々子) ――先生はどういう高校生でしたか。 まったく地味な生徒でした。ぼくの学校は静岡にある中高一貫の男子校。宣教師のカナダ人がつくった学校でした。いわゆる「ネイティブ」の先生が多く、英語も中学のときから週に8時間くらいあって、LL教室やらタイプ教室までありました。ただ、カナダ人とは言ってもみなさんフランス系カナダ人だったので、英語は強烈な「フランス弁」。また学校は山の上にあり、しかもぼくは寮に入っていたので、山の下のいわゆる「下界」からは完全に隔離されていました。 まわりにあるのは茶畑とみかん畑ばかりで、寮生はそのあたりを

    英語は「地味」だから居心地がいい――英米文学の味わい方を知る/英文学者・阿部公彦氏インタビュー - SYNODOS
  • インドネシア大虐殺はなぜ起こったのか/倉沢愛子 - SYNODOS

    昨年、「アクト・オブ・キリング」という、世界各国で様々な賞を受賞した異色のドキュメンタリー映画が日でも上映され、センセーションを起こした。 それは50年前にインドネシアで起こった共産党関係者の大虐殺の際に、殺害に手を染めた人々が誇らしげにその時の状況を再現して見せるというもので、その設定の奇抜さが評判を呼び、また人を殺すという行為にまつわる心理を描いたものとして関心を集めたのであるが、同時に歴史を振り返る機会も与えてくれた。 映画を見た多くの人が「あんな事件当にあったとはまったく知らなかった」と語った。わずか50年前の、しかもインドネシアという比較的近い国において、である。 毎年何十万人もの日人が訪れているバリ島(バリもれっきとしたインドネシアのひとつの州である)でも起こっていたのだというと人々はもっと驚く。そしてインドネシア史を専門としているこの私は、人々が知らないというそのこと

    インドネシア大虐殺はなぜ起こったのか/倉沢愛子 - SYNODOS
  • ヒズブッラーとは何か――抵抗と革命の30年/末近浩太 - SYNODOS

    中東情勢をめぐる報道のなかでしばしば登場する「ヒズボラ」。最近では、とくに2011年からのシリア「内戦」において、バッシャール・アサド政権を支持・支援する勢力として、新聞やテレビのニュースで取り上げられている。かつては、自爆攻撃や欧米人の誘拐を繰り返す「イスラーム原理主義」や「テロ組織」として、その名がたびたび報じられたこともある。 「ヒズボラ」とは、中東のレバノンを拠点とするシーア派のイスラーム主義組織である。イスラーム主義とは、イスラームを政治的なイデオロギーとして掲げ、それに依拠した社会改革や国家建設を目指す思想である。この思想を掲げる組織、すなわちイスラーム主義組織としては、例えば、エジプトのムスリム同胞団やパレスチナのハマース、アル=カーイダなどが挙げられる。 しかし、そのなかでも、「ヒズボラ」は、結成以来約30年もの長きにわたって一貫して勢力の拡大に成功してきたという点で異彩を

    ヒズブッラーとは何か――抵抗と革命の30年/末近浩太 - SYNODOS
  • 象牙密猟は生息地でどう受けとめられているか?――二重に苦しめられるタンザニアの地域住民/岩井雪乃 - SYNODOS

    象牙密猟は生息地でどう受けとめられているか?――二重に苦しめられるタンザニアの地域住民 岩井雪乃 環境社会学 国際 #等身大のアフリカ/最前線のアフリカ#象牙密猟#アフリカゾウ シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワーカーがお伝えします。今月は「等身大のアフリカ」(協力:NPO法人アフリック・アフリカ)です。 象牙は、装飾品や印章として、古今東西を問わず人類を魅了してきた素材である。残念ながら現代でもそれは続いており、一時期は沈静化していた象牙目的の密猟が、近年、再び増加している。しかし、その一方で、アフリカゾウの生息地では、これまでの保護政策によってゾウと住民の共存が困難になっている地域も多い。ゾウが害獣化して農作物を荒らし、ときには人を襲っているのだ。 ゾウ

    象牙密猟は生息地でどう受けとめられているか?――二重に苦しめられるタンザニアの地域住民/岩井雪乃 - SYNODOS
    pluripotent
    pluripotent 2015/11/13
    “国際的に強く要請されるタンザニア政府の密猟対策が、住民に対して二重の苦しみを与えている。”
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