NHKのEテレで3月8日に放送された「第64回NHK杯テレビ将棋トーナメント」の準決勝・行方尚史八段対橋本崇載八段戦で、橋本八段がまさかの「二歩」を打って幕切れとなる事件が起きました。 橋本崇載八段(写真は第71期名人戦・A級順位戦の時のもの) 「二歩」は、成っていない歩を2枚同じ縦列に置く将棋の禁じ手で、打った時点で負けとなります。度々起きるハプニングとはいえ、トップ棋士同士の対局では珍しいとのこと。対局では橋本氏が持ち時間を使い切り「6七歩」がすでに指されているにもかかわらず「6三歩」を打ってしまいました。 二歩を打ってしまった瞬間…… 橋本八段は9日未明に自身のTwitterアカウントで対局について、「いやあ、準決勝で二歩打つアホがいるんですねぇ、って俺や!!!俺のバカー」とコメントしています。 「決勝進出をかけた大一番、いい将棋を指して勝ちたいと思って臨んだんですけど、空回りしちゃ