タグ

ブックマーク / manshukits.exblog.jp (10)

  • 君の瞳に恋してる : まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど

    パブラウンジ「あくあらいん」は、三番町で初めてバニーガールを置いた店だ。私はそれまで二十四時間営業のファミリーレストランでアルバイトをしていた。ウェイトレ...パブラウンジ「あくあらいん」は、三番町で初めてバニーガールを置いた店だ。 私はそれまで二十四時間営業のファミリーレストランでアルバイトをしていた。 ウェイトレスは過酷な労働だった。 水とおしぼりを出して、注文をとって、料理に合わせたカトラリーを用意して、出来上がった料理を運んで、べ終わった器を下げて、追加注文を聞いて、デザートを用意して、コーヒーのお代わりに回って、テーブルを片付けて拭いて、次のお客さんを案内できる状態にして…。 受け持ちのフロアのすべてのテーブルに目を光らせて、常に気を配っていなければならない。 少しでも粗相があれば、社員に怒鳴られる。 フロアに立つと、やらなくてはならないたくさんのことが、渦のように頭の中を巡

    plutonium
    plutonium 2013/10/09
    えっ更新終了っすか…
  • M先生ありがとう : オリモノわんだーらんど

    数年前、私はある漫画に登場するキャラクターにゾッコンだった ジャニーズでもなく、韓流でもなく、はたまた身近にいる男性でもなく 私が胸をときめかせたのは現実には存在しない漫画のキャラクターだった。 他者への共感が薄く、ひとりぼっち、孤独の典型みたいな主人公だったが、なんだかよくわからないけど可哀相で、直球ド真ん中のキャラクターだったのだ。 そして私はいつの間にか漫画の作者であるM先生に、キャラクターを半ば当然のように投影し、会ったこともないM先生に胸キュンしていたのだ。

    M先生ありがとう : オリモノわんだーらんど
    plutonium
    plutonium 2012/08/21
    これきっとM本次郎先生本人にすげー似てるんだろうなw
  • 脚フェチその1 : まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど

    キャバクラで知り合った久美ちゃん(源氏名)私は久美ちゃんの当の名前も、年齢も知らない。私が久美ちゃんについて知っているのは、久美ちゃんが10年以上前に、...キャバクラで知り合った久美ちゃん(源氏名) 私は久美ちゃんの当の名前も、年齢も知らない。 私が久美ちゃんについて知っているのは、 久美ちゃんが10年以上前に、出版社で漫画編集のアルバイトをしていたということ。 何やらのっぴきならない事情でキャバクラで働いているということ。 ある日久美ちゃんが、私にアルバイトを持ちかけた。 脚フェチサイトのモデルをやらないか?というのだ 久美ちゃんはキャバクラ以外に、ランジェリーパブと脚フェチモデルと、SMの女王様と、男性のオナニーを見てお金をもらう、通称「オナ見」のアルバイトを掛け持ちしていた。 お店の女の子たちは、久美ちゃんのことを 「結婚詐欺に遭って多額の借金を背負っている」 とか 「株で大

    plutonium
    plutonium 2012/08/05
    パンモロを強いられるのは辛いです…
  • ハト : オリモノわんだーらんど

    ほとんど家に居ないし、 家族揃って事をした記憶は数えるほどしかない。 父は家庭内のことは、全て母に丸投げして、しかし子供に何か問題が起きると 「お前の教育が悪い!」と母を責めた。 決して教育熱心でも子煩悩でもない、基的には寡黙な男だ。 そんな父が、ライフワークとして、どっぷりはまっていた趣味

    ハト : オリモノわんだーらんど
    plutonium
    plutonium 2012/07/24
    泣いた。壊された玄関の気持ちを思うと。
  • 秋元さんその2 : マン臭きつ子のオリモノわんだーらんど

    オムツ倶楽部の回でチョロっと触れたが、乏しい私の恋愛経験のうちで一番つらかった失恋の話でも今日はしようかひとつ年下のM君は、お堅い仕事、真面目実直、複雑な...ひとつ年下のM君は、お堅い仕事、真面目実直、複雑な生い立ち、デートは1円単位まできっちり割り勘。口癖は「どうせ俺にはお父さんが居ないよ」だった。 彼の話をするたびに、周囲の人間は口を揃えて「やめとけ」と言った。 この場合の「やめとけ」は、「あんなふざけた男はやめとけ」ではなく、「(ふざけたお前にはあんな真面目な男は合わないから)やめとけ」 という意味のようだった。 そして、私は、「やめとけ」と言われるたび と寝言をほざき自己陶酔していた。 M君は非常に真面目な性格で、下ネタを言う女性が大嫌いだったので私はM君の前では一切の下ネタを封印した。 ある日 秋元さんに、「M君がいかに下ネタが嫌いか」について話をしていると 秋元さんが「携帯

    plutonium
    plutonium 2012/07/13
    ~きつ子失恋する の巻~
  • ブログを始めたきっかけ : マン臭きつ子のオリモノわんだーらんど

    最近よく、なぜブログをはじめたのか?と聞かれることが多いので今回はブログをはじめたきっかけについて、ちょっとお話したいと思います。「東京都北区赤羽」の作者...最近よく、なぜブログをはじめたのか?と聞かれることが多いので 今回はブログをはじめたきっかけについて、ちょっとお話したいと思います。 「東京都北区赤羽」の作者、清野とおる氏。 清野氏は数年前に弟を通じて知り合って以来、数カ月に1度のペースで私、弟、清野氏の3人で集まり、お酒を飲みながらそれぞれの近況などを報告しあう関係、要するに飲み友だ。 初めて清野氏と会った日のこと。 その日、待ち合わせに来るハズの弟が仕事で30分ほど遅れ、早めに到着した私はホームレスのおじさんに絡まれていた。 おじさんは「人徳が大事」と、何度も何度も「人徳」という単語を繰り返していた。おじさんがホームレスの道を歩むことになった理由と人徳に深い関わりがあるのか

    plutonium
    plutonium 2012/07/03
    下ネタじゃなくてもきつ子はおもしろいw
  • 授賞式 : マン臭きつ子のオリモノわんだーらんど

    数年前の12月某日、私は某漫画新人賞の授賞会場に居た私はアシスタント経験はあったもの、今まで漫画を描いたことも投稿したこともなかったので、一度くらい投稿を...数年前の12月某日、私は某漫画新人賞の授賞会場に居た 私はアシスタント経験はあったもの、今まで漫画を描いたことも投稿したこともなかったので、一度くらい投稿をしてみよう、あわよくば賞金を頂きたいという実に浅ましい考えで、新人漫画賞に投稿した。 私はその時 既に30歳だったので、割と読者の年齢層が高めの漫画雑誌に投稿した。就職活動に悩む大学生の苦悩と恋を・・・

    plutonium
    plutonium 2012/06/24
    このネタの密度ww 弟が包茎手術を受けただけでは終わらないし、マンガで賞を受賞しただけではおわらないのがきつ子
  • マン臭きつ子のオリモノわんだーらんど : 包茎手術その2

    過去の面白かったこと      ついったhttps://twitter.com/#!/kitsukom                                 メールmanshukitsuko@hotmail.co.jp包茎手術によって自信を得た弟は、すっかり変わってしまった。 弟は地元の不良グループと付き合い始め、夜の街に繰り出すようになっていた。不良グループは頻繁に我が家にも出入りするようになり、大騒ぎは深夜まで続く事もあった 日常的な騒音に家族は慣れつつあったが、それ以上に近所迷惑だったので、母は弟に再三注意したが、騒音が止むことはなかった。 ・・・

    plutonium
    plutonium 2012/06/17
    なんだこの斜め上のハッピーエンドは…
  • 包茎手術 : オリモノわんだーらんど

    と、人の強い希望があったので、今回は包茎のお話です。 弟は重度の真性包茎だった 高校1年の夏休み、母に連れられ都内の包茎専門クリニックで手術を終えた弟は 生まれて初めて自分の亀頭を目にした瞬間、思わず「うわー」と声をあげた 母は高校の修学旅行で息子が恥ずかしい思いをしないよう、修学旅行前に手術を受けさせようと、包茎に関するチラシを集めていた ジャンプの巻末の、男性がタートルネックで顔を隠した広告や、週刊誌に掲載されているチラシを切り抜いては、 缶で出来た長方形の入れ物に母が包茎広告をせっせと収集していたのを、私はよく覚えている 出来るだけ事前にリサーチし、出来るだけ痛みが少なく、より腕の良い医者で包茎手術を受けさせてあげたい親心だったのだろう しかし 包茎手術において、最も重要なのは医師の腕もさることながら術後のアフターケアなのだ 包茎手術後、最も大切で守らなければならない事柄の一つが

    包茎手術 : オリモノわんだーらんど
    plutonium
    plutonium 2012/06/11
    チン先裂け死(弟)
  • マン臭きつ子のオリモノわんだーらんど : キャバクラでの思い出

    過去の面白かったこと     ついったhttps://twitter.com/#!/kitsukom今から8年前、実家の父親から突然電話がかかってきた めったに電話をかけてこない父からの電話に、私は何となく状況を察し と言った 父は最初 電話の向こうで黙っていたけれど、私の直球の問いかけに 「うん」とだけ答えた。 でもその「うん」の中に父の色んな思いが詰まってる気がしてそれ以上何も言えなかった。 3年くらい前から、父の会社の経営状態があまり良ろしくない話は聞いていたので、倒産は覚悟していたけれど、自分が生まれ育った家が無くなることに対しては全くリアリティが湧かなかったので、生まれ育った家に「もう二度と帰れない」事に対して すごく不思議な気持ちになった 実家は売りに出され、それと共に両親の住む場所がなくなるので 兄弟でお金を出し合い援助したがそれでも足りなかったので、私は両親に内緒でキャバ

    plutonium
    plutonium 2012/06/03
    今回もさすがのマン臭ワールド。てかこの規模と勢いのネタを書いてたら俺なら3回で連載が終わってしまうわ
  • 1