調査中、被災女性にキス迫る=男性職員を懲戒処分−仙台 調査中、被災女性にキス迫る=男性職員を懲戒処分−仙台 東日本大震災による建物被害の認定調査の際、被災女性にセクハラ行為をしたとして、仙台市は4日、同市若林区区民部の男性職員(53)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。職員は「震災後の生活の変化などプライベートな話を聞き、感情移入してしまった」と話しているという。 市人事課によると、男性職員は6月10日、建物調査で同区の女性宅を訪れ、「キスをしてもいいか」などと言って頭を触ったという。女性が同月初旬、再調査依頼のため同区役所を訪れた際、この職員が応対していた。調査は本来職員2人1組で行うことになっていたが、男性職員は1人で訪れていた。 同課は「傷ついた被災者の方に職員がこのような行為をし、大変申し訳ない。今後は2人1組での調査を徹底し、再発防止に努める」としている。(2011/08