2015年12月17日、Google Chrome の JavaScript エンジン(処理系)である V8 の公式ブログにて、 JavaScript の標準的な乱数生成APIである Math.random() の背後で使われているアルゴリズムの変更がアナウンスされました。 Math.random() 関数は JavaScript を利用する際には比較的よく使われる関数ですので、親しみのある方も多いのではないかと思います。 新たなバグの発見や、従来より優秀なアルゴリズムの発見によってアルゴリズムが変更されること自体はそれほど珍しくはないものの、 技術的には枯れていると思われる Math.random() のような基本的な処理の背後のアルゴリズムが変更されたことに驚きを感じる方も少なくないかと思いますが、 それ以上に注目すべきはその変更後のアルゴリズムです。 実際に採用されたアルゴリズムの原
_ [システム運用][Mail] Ubuntu で運用中の独自ドメインのメールを d-push で iPhone にプッシュ通知する 自分は iPhone で独自ドメインのメアドを利用すべく、さくらの VPS に Ubuntu Server を立てて IMAP サーバーを稼働させてきていたのだけど、単純に IMAP サーバーを立てるだけだと iPhone にプッシュ通知できず、最短15分毎のフェッチとなってしまう。 調べたところ、iPhone にプッシュ通知できる OSS 実装があることを知ったので、Ubuntu で運用中のサーバーに導入してみた。 なお、導入にあたっては基本的に「自宅サーバのeximから,iPhoneにpush通知はできるのか.できた! exim+dovecot+z-push - なぜか数学者にはワイン好きが多い」を参考とさせていただいた。 今回の前提環境 Ubuntu
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