2017年、Androidスマートフォンでシャープは1位に輝いた。スマートフォン全体でもシェア10.4%を占め、ニケタ割れから復活。これまでキャリアごとに異なっていたブランド名の統一とそれに伴う開発体制の見直し、性能の向上などが積み重なった結果だ。シャープの通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部の 高木健次部長、新しいスタンダードシリーズ「AQUOS sense」立ち上げの旗振り役を務めた同部の清水寛幸係長に、新生「AQUOS」に込めた思いをきいた。 スマホ復活に向け人跡未踏の領域へ、「立ち止まってはいられない」 高木健次部長は「『AQUOS R』以降の『AQUOS』シリーズは、今までの製品の考え方とまったく違う」と力強く語る。全国の家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、2017年のAndroid搭載スマートフォンのメーカー別販売台数1位はシャープ。シェア2