「漫画村」問題など、海賊版サイトによる作家や出版社などの被害を防ぐために政府が立ち上げた有識者会議は、結局、議論が真っ向から対立して方向性も示せないまま終わった。 関係者は、特に悪質なサイトを閲覧できないようにする「ブロッキング」を「するか、しないか」が論点になってしまい、前提の議論が欠けていたと指摘する。日本が世界に誇るコンテンツ産業をどう守っていくか。議論の内幕に迫った。 (政治部官邸クラブ 柳生寛吾/宮内宏樹) 海賊版サイトの脅威とは? まずは大切な前提の議論から。最近は漫画をスマホで読む人が増えているが、通常はお金を払ってダウンロードする漫画を、無料で読めるようにして広告料などで稼いでいるのが、海賊版サイトだ。連載中のものだけでなく、10年以上前に連載が終わった漫画を第1話から最終話まで読めるものまであった。 その影響がどの程度深刻なのか、出版大手の講談社の広報室長、乾智之さんに聞
※本レビューには前作『英雄伝説 閃の軌跡III』の軽微なネタバレが含まれるので注意してほしい。ご一読の前に留意願いたい。 閃の軌跡の「閃」は「帝国に蔓延る闇を一閃する」という触れ込みだった。ところがこれまでの3作を通しても、とても闇を払ったとはいえない結末だった。前作『英雄伝説 閃の軌跡III』では怒涛の展開で主人公たちが劣勢に追い込まれたままエンディングを迎えてしまい、私は呆気に取られた。 詳しく述べるのは避けるが、ドラクエで例えればゾーマを目の前にして、主人公が生死不明のままエンディングを迎えてしまうようなありさまだ。完結編としてアナウンスされていたわけではないにしても、あまりの結末に、「一閃するのは嘘だったのか」と叫びたい気持ちだった。何より主人公のリィンに、どれだけの重荷を背負わせるのか。いくらなんでも可哀想だ。自己犠牲心溢れる彼は危ういところがあるものの、とてもいいヤツなのだ。プ
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