弁護士の牧野和夫と2ちゃんねる管理人西村博之の二人による対談形式の本で、2ちゃんねる上でありがちな事例を元に著作権についての解説をする、といった内容です。法律に疎い人でもわかりやすくまとめられているので、ブログをやっている人は読んでおいて損はなさそうな一冊。でも、WEB上の著作権を巡る解釈ってのは「厳密に言うとアウトだけど、事実上黙認されている」なんてケースも多くて、どこまで杓子定規に考えれば良いのか難しいところも多々ありますね。 ちょっと気になったのは、この本の中でディープリンク(トップページからリンクを辿らないといけないページ・コンテンツに直接リンクを張ること)が違法行為になる可能性が指摘されていたこと(91ページ)。ただ、そういう判例が過去にあるワケではなく、あくまでそういう考え方もできる、という話だそうですけども。 以下ちょっと引用。 牧野 あくまで1つの考え方ですけどね。本来、