2019年に起きた滋賀県サイトリニューアル事件。今から2年前の3月28日に行われた滋賀県ウェブサイトの全面リニューアルをめぐって数々の問題が指摘され、世間や報道、議会などで波紋を呼んだ。 この年の7月28日、県内有志が「滋賀県サイトリニューアル問題と自治体サイトのあり方について意見を交換する会」を、守山駅前のコワーキングスペース「TORKS」で開いた。県内外のウェブ制作関係者や行政関係者、研究者など、およそ30名が集まった。そのときの話は毎日新聞や滋賀報知新聞でも取り上げられている。 この集まりは、滋賀県サイトリニューアルで生じた問題を題材にはしたものの、実は他でも頻発する自治体サイトリニューアルのトラブルを踏まえ、「何が問題なのか」を技術面から大まかに整理し、「自治体担当者やディレクター等は、どういう点に気をつければよいか」を話し合う場としたものだった。 本当は当日の書き起こしレポートを
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