数の認識には「4」と「5」の間に大きな壁があるのかもしれません。 独ボン大学(University of Bonn)とテュービンゲン大学(University of Tübingen)の研究チームはこのほど、ヒト脳のニューロンが「1〜4」まではそれぞれの数に対応に反応することを発見。 一方で、それ以上の数に対しては「5以上」というくくりで反応するシステムになっていることを特定しました。 つまり、目の前に置かれたリンゴが4個までなら瞬時にその正確な数が分かるのですが、5個以上になった途端、一目では何個あるか分からず、識別に時間がかかり始めるようです。 研究の詳細は、2023年10月2日付で科学雑誌『Nature Human Behaviour』に掲載されています。 Why the Human Brain Perceives Small Numbers Better https://www.q