Lambdaのパッケージに自前でboto3を組み込む場合、保守性を犠牲にコールドスタートを少しでも早くする手法をご紹介します。 Lambda実行環境にバンドルされているboto3はバージョンが古いため、新し目の機能を利用したい場合はデプロイパッケージに自前でboto3を組み込む必要があります。 しかし、boto3はパッケージサイズが大きいため、コールドスタートの速度に悪影響を及ぼします。 この記事では、デプロイパッケージに含めるboto3をスリム化することでコールドスタートのオーバーヘッドを改善する手法をご紹介します。 なお、ご紹介する手法はシステムの保守性という観点で懸念事項が残ります。また改善効果も50ミリ秒程度のものです。このレベルのチューニングが必要になるのであれば、本来はコールドスタートという概念のあるLambdaを選択すべきではありません。が、そうはいっても色々なしがらみから「