「Deno 1.9」では、これまでのHTTPサーバであるstd/httpに代わって、新たにネイティブHTTP/2サーバAPIをRust用のライブラリであるhyperを使用して構築し、std/httpと比較してhello-worldスループットを48%向上している。 また、従来のバイナリ形式によるJavaScriptとRust間でのシリアル化に代わって、V8とRustで直接シリアル化するserde_v8によって、スループットとレイテンシの向上を可能にするとともに、高負荷やボトルネックを改善し、最大3倍の高速化を実現した。 そのほか、Blob URLのサポートとfetchの改善、インポートステートメントにおいてレジストリを補完できるLSPの導入、--allow-envおよび--allow-runによる環境変数やサブプロセスの指定、インタラクティブなパーミッションプロンプトの追加、Deno.li
