【シリコンバレー=山田遼太郎】米グーグルがブラウザー(閲覧ソフト)「クローム」上で人工知能(AI)が学生に宿題の答えを教える機能を停止したことが24日までにわかった。9月上旬に提供を始めたばかりだが、教育関係者から「カンニングが簡単になる」と懸念の声が上がったという。米紙ワシントン・ポストが報じた。機能はすでに停止した。グーグルは当初、ブラウザーのURLを入力する部分に「宿題支援」ボタンを加え

このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高いAI分野の科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 Braveブラウザを手掛ける米Brave Softwareは8月20日(現地時間)、他社のエージェント型ブラウザの脆弱性を見つけたと発表した。脆弱性が見つかったのは、米Perplexityが提供する「Comet」。Braveが他社のエージェント型ブラウザのセキュリティを検証している中で発見したという。 エージェント型ブラウザとは、ユーザーに代わってWebサイト上で実際に操作を行うAI機能を持つブラウザだ。例えば「来週金曜日のロンドン行きの航空券を予約して」という指示に対して、AIが自律的にWebサイトを閲覧し、予約手続きまでを実行できる。この
Today, we are announcing Cloudflare’s Browser Developer Program, a collaborative initiative to strengthen partnership between Cloudflare and browser development teams. Browser developers can apply to join here. At Cloudflare, we aim to help build a better Internet. One way we achieve this is by providing website owners with the tools to detect and block unwanted traffic from bots through Cloudflar
8月6日、acko.netが「HTML is Dead, Long Live HTML」と題した記事を公開し、話題を呼んでいる。この記事では、HTMLとDOMの現在の構造的問題点を検証し、現代的なUI開発との乖離、そして将来に向けた再構築の必要性について詳しく紹介されている。 8月6日、acko.netが「HTML is Dead, Long Live HTML」と題した記事を公開し、話題を呼んでいる。この記事では、HTMLとDOMの現在の構造的問題点を検証し、現代的なUI開発との乖離、そして将来に向けた再構築の必要性について詳しく紹介されている。 以下に、その内容を紹介する。 DOMとHTMLの現状:終焉と限界 記事は、Web開発の現場において、HTMLやDOMが肥大化し、今や誰も全容を把握できないほど複雑化しているという問題意識から始まる。 たとえば、Chromeにおけるdocumen
8月1日、オープンソースの電子署名サービスDocusealが「Make any website load faster with 6 lines of HTML」と題したブログ記事を公開し、海外で話題を呼んでいる。 8月1日、オープンソースの電子署名サービスDocusealが「Make any website load faster with 6 lines of HTML」と題したブログ記事を公開し、海外で話題を呼んでいる。 この記事では、Chrome 121以降で利用可能な Speculation Rules API を活用し、わずか6行のHTMLだけでページ遷移を“ほぼ瞬時”にする手法について詳しく紹介されている。以下に、その内容を紹介する。 Speculation Rules APIの概要 Speculation Rules APIは、ブラウザに対して「どのリンク先をいつプリフェッ
ベンチマーク・デモ Servo公式のDogemaniaテストでは、M4 Pro搭載MacBook Proで約400枚の画像まで60 FPSを維持。Safari 18.5は1,500枚超でも60 FPS前後を記録した。 Particle Physicsでは平均55 FPS(Safariは約60 FPS)。なおARMネイティブ版が未提供のため、Rosetta 2エミュレーションによる性能低下を考慮する必要がある。 Acid3テスト 結果:83 / 100 ServoによるAcid3実行例。現行主流ブラウザ(約95点)には届かないが、改良余地は大きい。 開発ロードマップ 公式ロードマップによると、今後は以下の仕様実装が優先される。 Shadow DOM CSS Grid WebGPUを含む最新グラフィックスAPI群 モバイル向け安定版(特にmacOS ARMビルド) これらが整えば、主要サイトの
この記事は、以下のモダンCSSに関する記事のHTML版です。 せっかくならHTMLもちゃんと学んでみようと思い、最近のHTMLの新機能を改めて学び直したので、アウトプットついでにこの記事を書いています。 HTML Living Standardの時代へ 2019年5月28日、W3CとWHATWGは、HTMLとDOM標準の開発をWHATWGが主導することで合意しました。これにより、HTMLは「HTML5」のようなバージョン番号を持つ仕様から、継続的に更新される「HTML Living Standard」へと移行しました。 この変化は単なる管理体制の変更ではなく、HTMLの進化の方向性を示しています。この記事で紹介する2019年以降の新機能を見ると、以下のような傾向が明確に現れています: 宣言的UI構築への移行 - JavaScript実装から、HTML属性による宣言的な記述へ ブラウザネイテ
ウェブブラウザ「Firefox 141」の正式版が公開されました。Windows版限定ですがWebGPU APIがリリースされています。 Firefox 141.0, See All New Features, Updates and Fixes https://www.mozilla.org/en-US/firefox/141.0/releasenotes/ ◆Windows上でWebGPU APIが使用可能に 今回の更新でWindows版のWebGPU APIがリリースされました。 Shipping WebGPU on Windows in Firefox 141 – Mozilla Gfx Team Blog https://mozillagfx.wordpress.com/2025/07/15/shipping-webgpu-on-windows-in-firefox-141/ W
7月23日、MozillaがFirefox 141.0を公開した。この記事では、最新版Firefox 141に追加された機能と改善点について詳しく紹介されている。以下に、その内容を紹介する。 主要な新機能・改善点 ローカルAIによるスマートタブ整理 ローカル実行のAIモデルが類似タブを自動判別し、グループ化とグループ名提案まで行う。全処理がデバイス内で完結するためプライバシーを確保できる。 垂直タブのツールエリア可変化 サイドバー下部の区切り線をドラッグすることで、ツール領域とタブ領域の比率を調整できる。余剰ツールは自動でオーバーフローメニューへ移動。 Linux版のメモリ最適化とシームレスアップデート Linux環境でメモリ消費を削減し、パッケージマネージャによる更新後も強制再起動が不要になった。 アドレスバーを単位変換ツールとして強化 長さ・温度・質量・力・角度に加え、タイムゾーン変換
7月16日、FirefoxがWebGPUを正式に搭載することが発表された。この記事では、Windows版Firefox 141でWebGPUを正式リリースする計画と実装状況、さらなる課題について詳しく紹介されている。 7月16日、FirefoxがWebGPUを正式に搭載することが発表された。この記事では、Windows版Firefox 141でWebGPUを正式リリースする計画と実装状況、さらなる課題について詳しく紹介されている。 以下に、その内容を紹介する。 WebGPUがもたらすもの WebGPUはブラウザからGPUを直接扱うための最新インターフェースであり、ゲームやデータ可視化、ローカル計算の上限を引き上げると期待されている。Chromeでは2023年に実装済みで、Safari 26でも今秋に対応予定だ。FirefoxはNightly版で全プラットフォームに提供してきたが、安定版とし
「BrowserOS」は、Perplexity Cometと同様にAIエージェントをローカルで実行するエージェントブラウザです。AGPL-3.0ライセンスの下、オープンソースで開発されており、エージェントには独自の「BrowserOS AI」のほかOpenAIやAnthropicのClaude、Google Gemini、さらにローカルで動作するOllamaを使うことができます。 BrowserOS - Open-Source Agentic Browser https://www.browseros.com/ browseros-ai/BrowserOS: BrowserOS is an open-source agentic web browser. https://github.com/browseros-ai/BrowserOS BrowserOSはmacOS版とWindows版が
AI検索サービスを展開するPerplexityがAI搭載ウェブブラウザ「Comet」を2025年7月10日(木)にリリースしました。ユーザーはCometにテキストや音声で指示して「メールを送信する」「コードを書く」といった作業を実行可能。PerplexityはCometを「Browse at the speed of thought(思考の速度でブラウジング)」というキャッチフレーズでアピールしています。 Perplexity Comet https://comet.perplexity.ai/ Browse at the speed of thought. pic.twitter.com/vDqWr3r0kO— Comet (@PerplexityComet) July 9, 2025 Cometの見た目はこんな感じ。CometにはPerplexity独自の検索エンジンが搭載されており、
対話型生成AI(人工知能)「ChatGPT」を手掛ける米OpenAIが近くWebブラウザを発表すると、関係者3人が明らかにした。市場で支配的地位にあるAlphabet傘下Googleの「Chrome」に対抗する。 数週間以内に発表する予定で、AIを通じてWeb閲覧を根本的に変えることを目指しているという。Google成功の鍵となったユーザーデータに直接アクセスすることも可能になる。 関係者によると、新ブラウザは検索結果をクリックする形ではなく、ChatGPTのように利用者とやりとりするよう設計されている。OpenAIが提供するAIエージェント「オペレーター」などと統合すれば、ブラウザが利用者の代わりに予約やフォーム入力などのタスクも実行できるようになるという。 一方、週間で5億人に上るChatGPTのアクティブユーザーがOpenAIの新ブラウザを利用すれば、Googleの広告収入源に圧力と
数ヶ月前、画像処理ライブラリ OpenCV.js を使って Web カメラの映像をリアルタイム処理するプロトタイプを作っていたときのことです。 OpenCV.js は C++ で書かれたコードを WebAssembly(Wasm) にコンパイルして作られており、Wasm ならではのブラウザ上での高速な処理が可能なライブラリです。 実際、画像のフィルタ処理や特徴点検出など、ユニットテストの段階では高速に実行でき、開発は一見順調に進んでいるかのように見えました。 ところが、いざアプリケーションに画像処理モジュールを組み込んでみると、起動したカメラが数秒経つとなぜか止まってしまいました。 コンソールにもエラーは出ず、Chrome を再起動すればまた数秒だけ動く……そんな不可解な状態に悩まされました。 原因は、Wasm のメモリリーク。 そう、恐ろしいことに C++ 製 Wasm で作られたライブ
またIDEのワークフローとも連携しており、モバイル・ブラウザ版の作業をそのままIDEで継続できるという。Slackとの連携も可能で、「@Cursor」と会話で入力してモバイル・ブラウザ版を立ち上げたり、AIエージェントがタスクを完了した際に通知を受け取ったりできる。 モバイル・Webブラウザ版の料金は、Cursorの「Background Agents」機能と同じ料金体系となっており、選択したAIモデルの使用量に応じて決まる。 関連記事 AIエディタ「Cursor」、月額200ドルの新プラン「Ultra」発表 従来の20倍のAI利用枠 AIエディタ「Cursor」を手掛ける米Anysphereは、Cursorの月額200ドル(2万9000円、1ドル145円換算、以下同)の新プラン「Ultra」を発表した。今後1週間以内に提供予定。 学生必見、AIエディタ「Cursor」のProプランが1年
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