皆さん、ムーミン一家のシリーズはお好きですか。マズルカは大好きです。主人公のムーミン一家だけでなく、ミイやスナフキン、スノークのお嬢さん、ヘムレンさんなどなど、魅力的な登場人物ばかりです。 なんとなく子供向けのイメージが日本では強いですが、作者のトーベ・ヤンソンは政治風刺雑誌「ガルム」に風刺画を描いていた政治色の強い方です。第二次世界大戦すぐ後に発行されたムーミンのストーリーにもその片鱗は見受けられます。小説シリーズは、単にアニメや絵本のムーミンとは違う、家族の関係、自然との共存など大人でも楽しめて、考えさせられるラインナップとなっています。一度手に取っていただくと目の前に新しいムーミンの世界が広がるかもしれません。 Moominpapa's Memoirs 小説第4作「ムーミンパパの思い出」。この作品はムーミンのお父さん、ムーミンパパの若かりし冒険の日々をつづっています。ムーミンたち子供