遅い午後、約1年ぶりにときわ食堂に行った。遅い時間だったので空いていた。そして可愛い女性が一人で接客しているのがとてもけなげだった。 一年以上前だと思うが、ときわ食堂の料理に対して自分の感想をこのブログで述べたが削除された。中傷はしていない。期待していたのにそうでもなかったと記述しただけだ。 クレームが入ったのであろうが、あの程度の意見でブログ記事を削除するHateraに疑問を感じる。スターをつけるシステムも面倒くさいし、僕は最近引っ越しを考え始めた。 まぐろ丼1140円（ご飯半分）と、おろし納豆280円を注文した。 丼のまぐろは赤身の漬けとトロ（ほぼ大トロ）だった。鮪の上にはシラスが。すごい。 鮪の切り身がデカい。 赤身は、ムッチリした食感で肉に甘味がある。トロは脂が口の中でサラッと溶ける感じ。共に旨し。僕的には赤身の漬けの方上だと思った。江戸時代の人が赤身に惹かれたのが本当によく分かっ

何十年も歩いてるこの道に魚屋さんがあるのは知ってましたよ。広尾の街ではかなり唐突ですから誰でも知ってるでしょう。 突然話変わりますが、写ってるクルマは違法駐車ですが（広尾では屁でも無いこと）、違法駐車してるクルマは90％輸入車です。この日はポルシェ、レンジローバー、ベンツのGが多かった。1000万以下のクルマは少ないですね。そんな街。 僕は大体考え事をして歩いているので、周りなんて見ていないのですけど、この日初めて福田屋さんの奥で定食をやってるのを知りました。何十年も知らなかったよ。びっくり！ 入るべきか悩みましたが、恐る恐る入りました。 まずはビールの大瓶を注文。ビール飲みながら定食を選びます。 お店の方は、ご夫婦でしょうか。お二人ともめちゃ接客がソフトで素晴らしいです。接客ソフトですが、こちらが襟を正さなくてはいけないような空気感もあります。 この段階でもう名店だと思いました。 結構メ

この日も東京駅近くの「よもだそば」さんでお昼でした。何回行ってる分からないけど、やっぱり飽きない「よもだそば」です。 いつものハーフセット。ハーフセットとは、ハーフカレーとハーフたぬき蕎麦のセットなんです。 カレーはインド的なカレーで、銀座の有名店主がめんどくさいNカレーよりは好きです。 カレーを食べてから、甘口の汁のたぬき蕎麦を流し込む口中は、幸せとしか言いようがないのです。 ああーー、もう年末ですね。すんきそばの季節になりましたね。 歳をとる程に一年が短い。今年も短かった。

南伊豆に行くと河津の「フードストアAoki」は避けて通れません。だってこんなのフツーに売ってんですよ。このサザエすごくデカいけどこの値段。横のとこぶしも安い。東京では絶対にあり得ません。 この日もアオキで色々買って河津駅のホームでホゲッとしてました。 何度も言いますが温泉町の製麺所は何故か美味いのです。焼きそば用にこの蒸し麺を買いました。賞味期限が近いのが好感を持てますね。無駄な防腐剤が入っていないのでしょう。 静岡まで来ると関西の影響が微妙に出てきます。東京はまず売ってない「肉かす」がありました。これはうどんにも使えますので2個ゲット。 初めて見ました。富士市の製造ですから富士宮焼きそば用なのでしょうか。こいつは絶対に買いたいと思いました。（結果＝美味しかった！買うべきです。） 以前買って美味しかった下田のラーメンも。まさに昭和の夜泣きそば（食ったことねーけど）という味です。 そして僕の

日本橋の高島屋に行ったらエルメスが大行列。入場規制されていました。円安ですからねー。東京駅八重洲地下街の「梅もと」さんも三人の行列。僕も並びましたよ。数百m離れた場所の行列だけど客層が全然違うのが面白いです。 かき揚げ天そば390円。この場所でこの値段。異常に安いです。ありがたいです。 ちょっと細めのお蕎麦の美味しさと言ったらたまらない。390円だから美味しいのではなく、実際リアルに味が良いのです。 数分で崩れる計算された立ち蕎麦仕様のかき揚げが素晴らしい。玉ねぎのゴリゴリ感が良いんですよ。壁のシミはまぁご愛嬌で。 段々とかき揚げがお汁を吸って、これはもうジュルジュル天国や〜。 隣のカレー屋さんも350円だし、東京駅周辺でここだけ安すぎる不思議スポット。このカレーも安いだけではなく、事実として旨い。感謝です。

今日は伊豆のソウルフード、納豆チャーハンの聖地「伊豆っ子ラーメン」さんを訪れました。伊豆には二大チャーハンがあり、肉チャーハンと納豆チャーハンがどっちも自分が番長と言って譲らないらしいのです。チャーハンは体育館の裏でタイマンは出来ません。肉チャーハンは先日戴いてかなり手強いものでしたが、さてどっちが強いのか？ 右奥に見えるのは「伊東パウエル」。昭和感バリバリのホテルですが、ここの良さは全室窓の向こうは太平洋という事。解放的で大胆なカップルは窓全開らしいです。 伊東駅から歩いて10分くらいで「伊豆っ子ラーメン」さんがありました。お昼の閉店間際で客はいなかったです。それより外観のイメージと違うカリフォルニアのダイナー的なピンクの壁にちょっとびっくり。店内ヤケに清潔です。 僕、「瓶ビールと納豆チャーハンの少なめをください」 ご店主、「少なめ？半ナッチャンがあるから、その方が良いんじゃない？」 僕

この日の事務所の夕飯は、日本橋「金兵衛」さんのお魚弁当でした。「金兵衛」さんは何十年前から撮影でスタジオによく運んでもらっています。「金兵衛」さんで文句を言う人はまずいないので便利なんです。 20年前くらいでしたかね、業界で金兵衛ブームが起こり、広告・出版・TVで取り合いになり品薄でしたが、最近は随分落ち着いたようです。 奮発して銀だら西京焼き弁当にしようと思ったのですが、銀ひらすという魚のお弁当が特価で800円でしたので、銀だらは自動的に却下。なんせ値段が500円も違うので当たり前です。10個近く買うので800円はありがたい。 金兵衛の焼き魚は何度食べても大好きです。マカロニ・豆・タラコのしらたき・卵焼きはもう何十年も変わらない脇役。特に美味しくはないんだけど、このラインナップを見ると、ああ金兵衛だなと思うのです。 銀ひらすって初めて食べたけど美味しいもんですね。いつもスタジオやロケで冷

馬車道です。見える風景はみなとみらい。馬車道といっても桜木町ですね、横浜駅まで歩ける距離です。 その馬車道のはずれにある牛なべで有名な老舗「荒井屋」さんに行ったんです。靴を脱いで上がるのですが、玄関の人が優れているので適当に脱いどけば正しい席札が着いています。これにはびっくりですよ。老舗の底力だね。 僕は結構な席に通されてしまいました。最近丁重に扱われる事が多くなり、ジジイになったとヒシヒシと感じる今日この頃。電車で若い女の子が横に座らなくなったとヒシヒシと感じる今日この頃。明らかに避けられているような気がします。 良い席に案内されました。「こちらの席でよろしいでしょうか」と聞かれました。老舗の余裕です。 これは飲まないと失礼だろうと思いました。いつでもどこでも飲む理由を見つけます。 一番安い「ランチ開化丼」1320円を注文したら、アラアラこんな立派なのが出てきちゃった。一番良い席で一番安

お元気ですか。去年の12月だったと思うのですが、伊豆急の片瀬白田駅を降りたんです。ここ、ローカル感半端なかったですよ。 無人の片瀬白田駅は、自分でスイカをピッするのでした。こんなユルイので良いかなと思う僕は、やっぱりどこか心が卑しいのでしょうか。 片瀬白田駅を降りたのは「ふるさと」さんの肉チャーハンを食べてみたかったからなんです。伊豆には、ソウルフード的チャーハンが根付いていて、伊東周辺の納豆チャーハン（略してナッチャー）と、稲取から下田周辺の肉チャーハン（略した名前は知らない）があるらしいのですよ。君は知っていましたか。 肉チャーハンを注文したんです。接客してくれたのはおばあちゃんで、この人大丈夫かなと思ったけどなかなかのコミュニケーション能力でお話上手でした。 昼時を過ぎていたので、客はサラリーンマンと三十代位の男女だけでした。女の方が精算の時に「ここホント美味しいから、ここしかこない

雨の河津。渋い駅です。 そして河津といえば大好きな「フードストアAoki」。 ちょっとだけ高級の美味しいものが揃っています。セレクトのセンスが素晴らしい名店。 「フードストアAoki」はお惣菜も良いんですよ。以前ここのカツ丼にハマりましたが今日は天丼。最近の天丼は「かき氷系」といわれるタレがかかったものが多いのですが、まぁそれは手抜きでして、Aokiさんのは違うんですよ。 伊豆急の平日の上りは一車両に2、3人です。海を見ながらゆっくりご飯が食べられるのが嬉しいです。 この日は伊豆七島が見えませんでしたが、なんとなく飛び込みたい風景。 ほんのり暖かいのです。 烏賊、海老、茄子、さつま芋の天ぷらと、ししとう。しっかり丼つゆに浸した甘辛の天丼は田舎の味で、ドンズバタイプ。おいちいです。 ゴミは家まで持ち帰ろう。 こういう風景がホームから見える伊豆急はやっぱ素敵です。

辻堂は４月なのに真っ黒に陽に焼けた女子高生が家に帰る街。 額の汗を見てポカリスエットをあげようかと思いましたが、変態と思われるのでやめました。 この日は天丼をいただきたくて「五島」さんに行きました。 辻堂駅から歩いて3分です。匍匐前進で行ったら15分くらいはかかるかもしれませんから歩いた方が良いですね。 お客さんはほとんど海老天丼かかきあげ天丼ですが、僕はいか天丼を注文。 五島さんのいか天丼は、「いか天完璧ワールド」を満喫できる素晴らしいものなんです。丼全部いか天ですから。普通、しし唐なんかで色合いをつけたりしますが、ここのは全部いか天なんです。 イカ天といえば昭和のあのイカす番組を思い出しますが。それは別として。。。 とかなんとか言ってたら、いか天丼登場ですよ。ほら、全部いかでしょ。これが絶品！ 歯がなくても食べられるジューシーないか天。最近は丼のツユがどんどん濃厚になってますね。つぎた

平塚に来ました。 平塚は「おしゃれに生きたいわ派」と「そんな事どーでもいいべ派」が共存している街ですね。辻堂や鵠沼なら全員一致で「おしゃれ派」なんでしょうが、平塚の人はそうでもないみたいです。ま、それが平塚の心地良さなんですが。 今回の「かさはら」さんもそういう平塚的な心地良い店。 物静か（多分喧嘩強い）なご主人と、優しい奥さん（もっと強い！）が自然体で接してくれるゆるーい感じがいいんです。 かつ丼をご飯少なめで注文しました。650円。安っす。学食か！ 一番安いのがカレー550円で、一番高い上ヒレかつ定食でも1100円なんです。そしてどんな定食にも自家製のおこうこ、切り干し煮、味噌汁がつくんです。心の底から感謝して頂かなくてはいけないレベルの値段でしょう。 かつ丼登場（ご飯少なめで注文）しました。 今まで何杯作ってきたのかは知りませんが、体が覚えた熟練の技です。グリーンピースや三つ葉など余

年末に本郷から神田を散歩。神田でまつやに行こうと思ったら超行列であっさり変更。「六文そば」さんに行きましたよ。あのげそ天そばが食べたくて。 この場所にあるこの外観。東京都文化財だと思う。 この日も、げそ天が売れ切れだった。やっぱりね。やっぱりね。 ならば、春菊天そばに変更。緑色のヘアピース（死語）ではない。春菊天である。 お蕎麦をひっくり返して春菊天をふやかす儀式。この儀式は絶対しないといけないのだ。 ここは、代替わりが上手くできたみたいで、若い人が頑張ってるのはとても良い風景。おばちゃんも随分楽になって来たでしょう。 六文そばさんの辺りは、凄い店が並んでいるなあ。 それより、そばとは関係ないけど、若き日の赤塚不二夫と、エレカシの宮本浩次が似ていると思うのは僕だけだろうか？

今年もだらだらブログが続きます。 栄華軒さんに初めて入店した。 店内は小綺麗でB級家庭中華という感じはない。かといって高級店という趣きではない。ちょっと独特のムードなんですよ、奥さん。 まずは、汁そば350円（手打ち麺＋70円）という素っ気ない名前に惹かれて、手打ち麺を注文。一体どういうものが出てくるのだろう？ これだった。 15センチくらいの器。ムスコが最近まで使っていたドラえもんの器みたいなモノに麺だけ入っている。しかしこの麺とても香りがいいですね。いただきます。 手打ちのピロピロ感がなんとも独特だ。これは具が無いのが正解だと思う。インスタント麺の超美味しい感じ。最後に一口麺を食べたい時には最高。 海老チャーハン。米が二合ありそうな。。。しかし、旨い。海老と卵だけのシンプルチャーハンなんだけど油技が高度なんですね。もち米が入っているかのようなモチモチ度。 餃子がデカい。どう考えても完食

グランドニッコー東京台場の朝食は30階にすべきです。この景色を見ながらの朝食はなかなかですよ。 コロナ禍の今はハーフ・ビュッフェの形態で、和食洋食ともまずトレイに基本的なセットが提供されるんです。 和食の場合はこれ。画像では貧相に見えますが、実際これだけの和食を毎朝いただける人は海老蔵くらいでしょう。おかわり自由です。 このトレイの他に、お惣菜・ジュース・サラダ・パン・デザートのビュッフェがあります。全体に「I'm full !」だと思いますが、それでもこれで3000円？という方もおられると思います。 では次の画像を。 やや傾いていますが、フレッシュメロンジュースです。 あれ？あまり反応ないですね。メロンを絞ったばかりのジュースですよ。 すごくない？コンラッドあたりなら1杯3000円は行くでしょう。僕のような「ティピカル庶民」からしたらドリームです。朝ですがウオッカ入れたいと思いました。ム

大学4年の頃、ある雑誌の写真コンテストで優勝をしてハワイ旅行が当たりました。旅行はパックツアーに入る形で、谷さんという独身おじさんと同室。ホテルはワイキキバニアンでした。 谷さんは海にもプールにも行かないで、ハワイに何しに来てるか分からない人でしたが、飲んで話せば面白いし食事代は全部出してくれるので、結局一緒に行動しました。 パックツアーは15名くらいでした。僕ら以外は生保のご褒美旅行で40〜50代のおばちゃん達。家庭から解放されて、嬉しさのあまり頭狂ったのかノーブラのおばちゃん（チャーリーズ・エンジェルが流行った頃なんで）もいて、エロス爆発でした。 約40年経ち、今やほとんどの方が亡くなられているでしょう。一同合掌。 その日は谷さんがアラモアナに行きたいと言って聞かないのです。バスが怖いというので歩いて行きました。すごく時間かかりました。 アラモアナショッピングセンターの裏には変なネオン

この日はツマの実家に行った。麻布の義父は独居なので時たま訪ねるのである。 訪問を喜んでくれた父は、ビールの後勢いで赤ワインを開けて、ローライ35（これも40mmなんだよね）を出してカメラ談義になり、ピアノでバッハを弾いてくれた。 その後、僕は酔い覚ましに有栖川公園を散歩した。もうすっかり冬であると書きたいところだが、歩くと結構あっちーのね。 義父よ長生きしてくれ。

男なら。 腹が減ったらば、真っ直ぐ品川の山手線ホームへ。 男なら。 品川丼を食べるべし。 男なら食べよう。 B級というよりD級に届くだろう品川丼を。 男なら。男なら。 愛する人のために節約する。自分は品川丼でいいんだ。 男は食べている。

ある個展を見るために大崎に行った。 僕には理解出来なかった。コンセプトばかり見せられるというか。脳みそを見せられるというか。あ、自分が今何いってるか分からないです。 お昼だった。僕は大崎広小路の「ポーモンコン」さんを思い出した。車を運転している時にいつも気になっていたのだ。 お店に入ってびっくり。タイそのものぢゃないか。分かりやすくて良いなあ、ここ。 ランチメニューは非常にオーソドックスな構成。でも安定感は抜群。税込表示も好感がもてる。 ビールとスープとサラダがすぐ出てきた。 ガパオライスも5分で出てきた。速いっス。 ああ、このガパオライス美味しいなぁ。変な特徴を出さずに真面目に作っているのが良い。ライスの香りがすごく好き。 店主の感じも良かった。 ありがちな「#俺はアジア放浪#深夜特急#ちょんまげに薄い髭」みたいな人じゃなくて、サラリーマンの様なおじさん。区役所に普通に居そうな感じ。社会

一年半関西出張を拒否していたのですが、その間に京都にはビジネスホテルがニョキニョキ増えていたんですね。 この日は、評判の良い「ロイヤルツインホテル京都八条口」に宿泊しました。 館内はデザインし過ぎな感もありますが、よく出来ています。 部屋着を畳んでベッドに置いてくなんつー事は、20年前ならバンコクのオリエンタルホテルくらいなもんで、一泊6500円朝食付きのビジホでこれをやられるとは。進化がすごい。 ベット脇のソファはこの画像では分かりませんが、小学生でもゆったりできない小ささ。でもあるとないとでは大違い。凄く狭い場所でヤルのが好きなカップルもいるでしょうから気がきいてます。 特筆すべきは小さい机。ちょっと顔の大きい人くらいのサイズです。この机くらいの顔の人は免許更新時などによく居ますよね。 朝食会場もこれまた綺麗に料理が並べられています。鍋なんか全部ストウブですし、僕の取った料理の数倍の品