休みがほしい、と願うのは職に就いているからであり、まぁ贅沢な悩みであるといえばそうであるが、しかし昨今の労働環境にに対する尺度の測りかたは、各個人のソーシャルネットワークサービスと呼ばれるインターネット上になんでも書き込めちゃういいんだか悪いんだかよくわからないシステムにより、やれ賃金が低い、やれ業務が過酷である、やれハラスメントがヤバイだの個々の感情に於けるモノサシによってブラック企業と揶揄され続け、結果残ったものは現代の就業率の低さ、若者の貧困化、経済の低迷なのだが、申し上げた就業率の低さより出ずる永遠の夏休みという常夏の一年をおくる無職の日々は、働きたいと願うことにより、一種のパラドックスをもたらし、働きたくないモノが休みがほしいと働き、働きたいものが休みはもういらないと言いながら働けずにくすぶり続けているんだが、なぜくすぶるのか、といえば、これもまた就職における壁としてインターネッ