解散選挙後も日経平均株価の伸びが止まらない。日経平均株価の27日終値は1996年7月5日以来、約21年4カ月ぶりに2万2000円台を乗せた。 市場関係者の中では、すでに市場は過熱状態であると見る向きもあるが、政局の先行き期待や好調な企業業績、東京オリンピックと好材料が目白押しの中でさらに株高が続くとみられている。 そんな中、個別株の中には20年前と比べて大幅に株価をあげた銘柄もたくさん存在している。ここではそんな銘柄の実例をご紹介すると同時に銘柄の特徴を絞り出し、今後の長期的視野にたった銘柄選定のコツとしてご紹介しておきたい。 もし20年前に購入していたら相当の資産を築けたものも存在している。ヤフー <4689> は別格としても、ファーストリテイリングやサイバーエンジェントも100万円投資していただけでも資産が6000〜7000万円まで膨れ上がったことになる。 (1)ファーストリテイリング