「『週刊女性』さんに“石田純一の隠し子”と報じられたことが、芸能界デビューのきっかけになりましたね」 中性的なルックスと高い演技力、フェミニンなファッションで'90年代に“フェミ男”ブームを巻き起こしたいしだ壱成。'91年に週刊女性が報じた記事がきっかけで、芸能界に足を踏み入れることになる。 「別れた父が石田純一であることは知っていたけど、離婚してからは会う機会はなかったんです。『週刊女性』の記者さんに直撃された後、父から“騒ぎになると思うから、1週間ぐらいホテルにでもいて”と久しぶりに連絡が来ましたね。報道が出てから父のコンサートを見に行った際、フジテレビの方に“どうせいろいろ取り上げられるんだから、うちからデビューしないか”と誘われて、ドラマに出演することになりました」 '92年にスペシャルドラマ『悲しいほどお天気』で俳優デビュー。同年、フジテレビ系の連続ドラマ『放課後』で観月ありさの