京都の焼き肉店が、法律で禁止された牛の生レバーを客に提供したとして、経営者らが逮捕された事件で、この店は摘発を免れるため、客が警察などの関係者でないかを見定めながら生レバーを勧めていたことが、警察への取材で分かりました。 京都の祇園にある焼き肉店「志(こころ)」が、法律で禁止されている牛の生レバーを客に提供したとして、警察は経営者や料理長らを食品衛生法違反の疑いで逮捕しました。 いずれも容疑を認め、経営者は、「客からの要望も多く、店の営業方針として、牛の生レバーを提供していた」と供述しているということです。 京都では去年10月、別の焼き肉店が客に生レバーを提供したとして、経営者らが逮捕されていますが、警察によりますと、今回、摘発された店は、去年11月に開店した当初から、いわゆる「裏メニュー」として生レバーを提供していたということです。 さらに店は摘発を免れるため、客が警察や保健所の関係者で