【ソウル=名村隆寛】ソウルの日本大使館前に違法に設置された「慰安婦像」に続き、釜山の日本総領事館前でも同じような像の設置計画が進められている。 複数の韓国メディアによると、釜山大学の学生自治会と地元の市民団体が中心となった「未来の世代が建てる平和の少女像推進委員会」は20日、釜山市内の日本総領事館前で記者会見を開催。日本の朝鮮半島統治からの解放記念日である「光復節」(8月15日)に合わせ、総領事館前に「平和の少女像(慰安婦像)を建立する」と表明した。 推進委では、像の設置に賛同する市民や団体を募集し、日本からの独立運動記念日の3月1日に結団式を開く。その後、像設置に向けた基金作りのため、5500万ウォン(約530万円)を目標に、全市民的な募金活動をする計画だという。