千葉県立成田北高校の元教諭、秋葉幸一さん(62)=成田市大清水=が在職中に得た生徒の個人情報を使い、卒業生に安保法案反対の署名を求める手紙を送った問題で、秋葉さんが13日、富里市内で記者会見した=写真。県教育委員会による刑事告発について「妥当性がなく、教育現場への見せしめ」として不起訴にするよう訴えた。 秋葉さんは定年退職した2016年3月、在職中に持ち出した生徒の氏名や住所などの個人情報を使い、手紙と署名用紙などを卒業生335人に郵送。前年9月に成立した安全保障関連法へ反対する署名を求めた。 県教委は16年5月、個人情報の無断持ち出しと目的外使用に当たるとして勧告処分とし、秋葉さんも受け入れた。ところが約1年後の17年5月になって、県教委は県個人情報保護条例違反の疑いで秋葉さんを県警に刑事告発。翌月には県警の家宅捜索を受け、計10時間以上にわたり任意の事情聴取も受けたという。 弁護士とと
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