朝8時までに娘と起床し、食事を用意する。パートナーが夕方6時に帰宅するまで、家や公園で遊ぶ日々を過ごす。週に1回は娘と水泳教室に通い、近くに住む両親の家にも顔を頻繁に見せる。最近は娘が自分に向かって微笑むようになり、ビーナーさんは「その瞬間に最高の喜びを感じる」と話す。 子育てに励む一方で、パートナーが帰宅した夕方6時以降は週に2回、友人と飲んだり、ジムに通ったりする自由な時間も確保している。 ビーナーさんは米国やドイツでマーケティングやプロジェクト管理を学び、これまでは専門職として欧州域内を飛び回っていた。ただ、独SAPは本社に託児所を設けるなど子育て環境の整備に力を入れており、育休の取得に関しても上司の理解を容易く得られた。 平均年齢35歳ほどの職場では男性でも育休をとるのが見慣れた風景になりつつある。同僚の誰かが育休で抜けている間は、お互いの仕事を調整しあうことも自然な形として浸透し
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