本にまつわる様々なプロジェクトを数多く手がける内沼晋太郎氏が、これからの「本の周辺」を説きます。アマゾンなどネットで書籍が購入できる時代に、書店がもつ独自の価値について語ります。 電子書籍の本質はインターネットにつながること 内沼晋太郎氏(以下、内沼):本とインターネットとの接続について考える、っていうことなんですけども、僕は電子書籍っていう風に一般的に言われているものの最も本質的なところはここだと思ってるんですよ。 だからコピペできないのがかっこ悪いと思ってるんですけど。つまり、電子書籍っていうのは、言い換えると「本がインターネットに繋がる」っていうことだと思うんですね。 というか、そうじゃない電子書籍ってあんまり意味ないなぁ、と思っていて。例えばどういうことかって言うと、こんな事例はいろんなところで普通に言われることですけど、例えば、旅行ガイドみたいな本は電子書籍に向いてるね、と。 な
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