米連邦最高裁判所判事に指名されたニール・ゴーサッチ氏(左)とドナルド・トランプ大統領(肩書は当時、2017年1月31日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP 【6月25日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領は24日、連邦最高裁判所が女性の人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド(Roe v. Wade)判決」を覆す判断を下したことを「神の決断だ」と述べた。 最高裁判事らは6対3で、中絶の可否は各州の裁量に委ねられるべきだとの裁定を下した。これについてトランプ氏は米FOXニュース(Fox News)で「憲法に従った判断で、昔は与えられていたはずの権利が取り返された」と述べた。 トランプ氏は同インタビューで、在任中に定員9人の連邦最高裁に保守派3人を送り込んだことが裁定に影響を及ぼしたと思うかとの質問に「神の決断だ」と