ロシアの首都モスクワ郊外の大統領公邸で、西部州の状況に関するビデオ会議を開くウラジーミル・プーチン大統領。スプートニク提供(2024年8月22日撮影)。(c)Gavriil GRIGOROV / POOL / AFP 【8月23日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は22日、ウクライナがロシア西部クルスク(Kursk)州にあるクルスク原子力発電所への攻撃を試みたと非難した。同原発は、ウクライナ軍が大規模な越境攻撃を仕掛けている地点から約50キロの位置にある。 プーチン氏はテレビ中継された政府会合で、「敵は夜間にクルスク原発への攻撃を試みた。国際原子力機関(IAEA)に報告済みだ」と述べた。だが、この主張に関する証拠を提示せず、攻撃疑惑についてそれ以上は語らなかった。 IAEAは声明で、クルスク原発の使用済み燃料貯蔵施設から約100メートル離れた場所