メキシコのチワワ州シウダフアレスで行われた平和と暴力反対を訴える行進で、国旗を掲げる女性(2018年6月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / HERIKA MARTINEZ 【6月29日 AFP】大統領選、連邦議会選、地方選の投票を今週末に控えるメキシコで、候補者登録の始まった昨年9月から選挙運動最終日の今月27日までに133人の政治家が殺害されたことが明らかになった。選挙関連の暴力を調査したコンサルティング会社エテレクト(Etellekt)が28日、AFPに述べた。 犠牲者の大半を占めたのは、メキシコの強力な麻薬カルテルから狙われることの最も多い地方政治家。選挙に立候補していたのは48人で、うち28人が予備選期間中、残り20人が本選期間中に殺害された。連邦議会選の候補者は1人だけだった。 メキシコでは昨年、殺人発生件数が過去最悪の2万5339件を記録しており、今回の選挙に