愛媛県今治市で7月下旬、ウナギのかば焼きを食べた約200人がサルモネラによる食中毒となった。暑い夏は、サルモネラだけでなく、腸管出血性大腸菌O157やカンピロバクターなど細菌による食中毒が増える。海外では食品への放射線照射が食中毒予防に効果を上げているが、日本ではこれが禁止されている。WHO(世界保健機関)も認める技術なのに、利用できないのはおかしいとの声が上がっている。 米・加は牛肉に使用 放射線照射は、放射線の透過力の強さと、生物のDNAが放射線に弱いことを利用した処理技術。温度を上げずにDNAに作用して細胞分裂を止め、殺菌や殺虫、芽止めができる。 食品への照射は、海外では農産物の保存や食中毒防止、植物検疫などを目的として使われている。日本原子力産業協会によると、2013年の世界における食品照射の処理量は推定で年間約100万トン。 食中毒防止に効果があるのは、食品内部の細菌もしっかり殺
高畑さんが亡くなり、「お別れの会」を終えたいまも、気持ちが収まる気配がありません。徳間康快や氏家齊一郎さん、あるいは親父やお袋が死んだときも、葬儀を終えてしばらくしたら、心の整理はついたんです。ところが、今回はなかなか落ち着かない。気がつくと、すぐそこに高畑さんがいるんですよ。こんなことは生まれて初めてです。それだけ強烈な人だったということなんでしょうけど、正直なところ困っています。 お別れの会でも話しましたが、高畑さんと僕は最後の最後まで監督とプロデューサーでした。ある種の緊張関係がずっとあったんです。 鈴木敏夫(スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー) ◆ ◆ ◆ 最初にじっくり話をしたのは、高畑さんが『じゃりン子チエ』を作っているときでした。当時の僕は『アニメージュ』の編集者。制作会社テレコムがあった高円寺の喫茶店でインタビューすることになりました。席に着くやいなや、高畑さんは先制
23日、自然観測チームが瀾滄江源で撮影したユキヒョウ(2018年7月23日撮影)。(c)Xinhua News 【8月10日 Xinhua News】中国青海省の南部に位置する三江源国家公園瀾滄江源園区でこのほど開催された国際自然観測会で、生態学者および自然科学の愛好者たちが4日の間にユキヒョウの姿を8度直接目撃、撮影に成功した。これほど高い頻度での目撃は、三江源エリア全体でも初めて。同園区の管理委員会が明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News
女性割合の調整は憲法違反・教育基本法違反で募集要項に記して許される問題ではない 東京医科大学が女性合格者を3割以下に抑えるために、入試における得点を女性にのみ一律に減点して員数調整していたというニュースが8月2日に流れ、当然のことながら多くの批判的論考がメディアに出た。このことについて筆者も考えを述べたい。 まず、この種の女性差別が決してあってはならないことで、憲法14条第1項で すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。 とし、またそれを受ける形で教育基本法4条において (教育の機会均等) すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。 と記されていることに明確に違反する。 しかし、今回の東
日本ボクシング連盟の不正疑惑で会長を辞任した山根明氏(78)が、8日に大阪市内で辞任表明をした会見に同席した西口拓人弁護士は、正式には、代理人を引き受けていなかったことが9日、分かった。 【写真】山根会長はボクシング経験と離婚歴あり、職歴は… この日夕、大阪市内の所属事務所で取材に応じた西口弁護士は「あの場にいる付き添いだった。彼(山根氏)の責任負う立場にはなかった」と、明確な立場を明らかにした。 西口氏によると、3時間に及ぶ連盟の理事会があった会見前日の深夜、山根氏の関係者から電話で「翌日、記者会見を正午からやる」と連絡があったといい、会見後に代理人就任への話し合いの場を持ちたいと言われたという。 西口氏はその際「記者会見(の日程)を(先に)伸ばすべき」と言及したものの、山根氏サイドは「後の予定との関係で、必ずその日にやりたい」と強く望み、了解したという。 だが、翌朝になって、さらに驚く
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