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ブックマーク / discour.hatenablog.com (8)

  • 小沢一郎氏の裁判における「市民参加」という手法の運用問題 - ジェンダーとメディア・ブログ

    小沢一郎氏の検察審査会による強制起訴、裁判、そして小沢氏の記者会見から入院に至る過程が大きなニュースとなっている。その一連のニュースをみていて思うのは、強制起訴を議決できる検察審査会が「市民参加」の制度であること、そしてその強制起訴の議決がどのように決められ、それが妥当だったかどうかを判断する人や組織がどこにもないことだ。実際、その制度がどのように運用されたか、についてもどれだけ公開されているのか、疑問である。なぜその制度の運用過程が問われないのだろうか。それは「市民参加はいいこと」とされているからだろうか。 しかし、小沢の強制起訴がこれだけ問題とする声が多いのであれば、「市民参加」がうまく運用されているかどうか、だれかの意見にひっぱられないか、など検察審査会の「市民参加」の内実についても議論すべきではないか。強制起訴の権限はあまりに大きい。 「市民参加」がなんだっていいわけではない。「市

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    pollyanna
    pollyanna 2011/10/14
    『「市民参加」の内実や限界が個別具体的な事例において論じられる必要があるのではないか。』……これは大事だと思う。
  • 80年代富山での反原発運動ーCWAN - ジェンダーとメディア・ブログ

    80年代前半に能登原発反対運動で北電に出かけたり、「風下の会」というグループに加わったりしていた。もうかれこれ30年近く経つので、知らない人も多いから、当時のことを思い出して記しておくことにする。 1980年に富山県に戻ってきてすぐに、当時進行中だった能登原発の構想を知り、能登原発の予定地の一坪株主運動に参加したり、その後北陸電力の株を購入しての意見株主運動にも関わったりしてきた。高岡は能登原発から30キロなので、「風下の会(原発はいらない風下住民の会)」というのにも参加していたが、今回の福島原発の震災により皮肉なことに、原発から30キロが避難区域であることを改めてまざまざと見せつけられた。地元の人はどれほど忸怩たる思いを抱えておられることだろうか。 しかしながら、反原発運動もチェルノブイリ以後は、なかばあきらめのような感覚が強まり、88年の「まだ間に合うのなら」という伊方原発の出力テスト

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    pollyanna
    pollyanna 2011/04/30
  • 国立女性教育会館の事業仕分けに見る、《箱モノ設置主義》に席巻されてきた男女共同参画政策の限界 - ジェンダーとメディア・ブログ

    拙稿「国立女性教育会館(NWEC)の事業仕分けに見る、《箱モノ設置主義》に席巻されてきた男女共同参画政策の限界」という記事がシノドスジャーナル63号(11月1日発行)に掲載されました。 昨年の今ごろ、国立女性教育会館(NWEC)の事業仕分けで注目された同館を10月に訪ねた。あの仕分け結果は撤回され、今年度予算からほぼ全額(6億2000万のところを5億9000万円)が支出されていた。しかも、11月15日から2月末まで3ヶ月半も全館閉館して、大改修工事を行うというのだ。昨年の今ごろは、「大幅に削減すべき」という事業仕分けが出されていたが、その一方では大改修工事のために15億8900万もの特別予算が下りていた事実もあった(平成21年7月-23年3月。平成21事業年度財務諸表の資料を参照しました)。 いったい、あの事業仕分けはなんだったんだ?!と思ったのが発端でした。 それに平成21事業年度財務諸

    国立女性教育会館の事業仕分けに見る、《箱モノ設置主義》に席巻されてきた男女共同参画政策の限界 - ジェンダーとメディア・ブログ
    pollyanna
    pollyanna 2010/11/03
    「フェミニズムを官僚依存ではなく、足下の問題を解決に向けていけるようにしたい、という思いから」
  • 女性学会の「社会を動かす女性学」シンポへの疑問・質問 - ジェンダーとメディア・ブログ

    6月19−20日、大阪ドーンセンターで開催された日女性学会大会に参加してきた。目的は、ワークショップ開催であったが、他に19日のシンポジウム「社会を動かす女性学」ならびに、女性学会総会に参加してきた。シンポや総会に参加し、意見を言う中で、女性学会を運営しているみなさんがあまりに批判的な視点への感受性が鈍っており、自らを反省的に振り返ることができず、なんでも「これでよいのだ〜」というスタンスで行動してしまうことが慣行になっているのを再確認してきた気がする。自分の立場を振り返る意味でも忘れないようにしたいので、ちょこっとだが報告しておきたい。他にも、地道な研究が少ない気がするとか、研究の中身として生身の人間がいない感じがするとか、パネリスト同士が議論・討論を避けているように見えるとか、いろいろ思うことはあったが、今日は触れない。山口智美さんのふぇみにすとの論考ブログに詳しく紹介されているので

    女性学会の「社会を動かす女性学」シンポへの疑問・質問 - ジェンダーとメディア・ブログ
    pollyanna
    pollyanna 2010/06/23
  • フェミニズムがトップダウンでどうする 「草の根アプローチ」のススメ - ジェンダーとメディア・ブログ

    女性学会ワークショップでわたしは、(日女性学会ワークショップ報告参照)「フェミニズムは来、草の根アプローチであったのに、その重要性が忘れ去られて、トップダウン型になっている」と問題提起したのだが、それがどうもちゃんと理解されていないらしいことに終わってからますます気づいてきた。そこで、「草の根アプローチ」とは何か、どういうことをやるのか、について改めて書いてみよう。 第一に、フェミニズムと草の根の密接な関係に関心がないなあとびっくりしたのは、保守派が草の根活動していることに危機感を持たれていないことであった。わたしとしては大変ショッキングであった「実際に名の知られている保守ジャーナリスト氏が富山県で男女共同参画制度で活躍をされている」事実に、当の学会ワークショップではまるで無反応で肩すかしであった。ブログで書いてからも、たぶん女性学、女性運動方面じゃない方からお一人、はてぶコメント

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    pollyanna
    pollyanna 2009/07/24
    理系の大学や学会などの男女共同参画の取り組みって、あまり深く考えずにトップダウンのやり方をなぞってるだけ、という印象があったりもしたりしなかったり。
  • 日本女性学会ワークショップの報告 - ジェンダーとメディア・ブログ

    半年かけて準備してきた日女性学会ワークショップ企画が28日お茶の水女子大学で終わった。トラバしていただいているように、すでに山口智美さん、マサキチトセさん、おーつかさん、ミヤマさんからレポがあがっている。 まず、山口さんから、「なぜこのワークショップを企画したか」説明がされた。一つには、「ジェンダーフリー」「バックラッシュ」に関する明らかな女性学内での異論の存在があり、第二に、今まで対面議論の機会がなかった。第三に、活動するメディアも異なり、議論が交わらなかったこと、第四に、女性学の「バックラッシュ」への対応に問題がみられること(実践面、研究面)の4つをあげた。そして現在の視点から「ジェンダーフリー騒動」および「バックラッシュ」を再考してみたいと述べられた。 ・会場外へのネット中継 当日はネット接続のために、会場に8時15分に到着。わたしのビデオカメラをwebカメラとして活用し、ポートラ

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    pollyanna
    pollyanna 2009/07/03
    「「多様な声を」といいつつ、批判が来ると、「対応させられた」とさぞ大変だったという反応をされると、院生の人たちは就職に響くからやはり黙っていよう、ということになる」
  • 「大阪に行ってきた」と言ったらバイ菌のように扱われた - ジェンダーとメディア・ブログ

    今朝、某専門学校に行って、マスクをしている子がいたから「どこで買ったの? 私大阪に行ってきて帰ってきて、高岡でドラッグFに行ったけどマスク売ってなくて・・」といったら後は教室が大騒ぎになった。「わたしたち、担任のK先生から緊急連絡網で連絡来て大変だったのに、、。先生、連絡網来なかったの?」「来なかったよ」「それって問題じゃないのー」「先生、大阪行ってきたんだよね。」「先生も人間おうちに入るんだだから、、」「いついったの?」とかなんとかうるさいこと、うるさいこと。 一番前の席に座っている子たちは、自分の口を押さえていやそうな顔をわたしに向けている。「あー、わたしがバイ菌もっていると思っているんだね」と聞いたら「うん」とうなづいていう。「だって、大阪行ってきたんでしょう?」と。なんだか大阪行ってきた人には接触したくないと思っているらしい。「だって、緊急連絡網来たんだよー」「担任のK先生に報告し

    「大阪に行ってきた」と言ったらバイ菌のように扱われた - ジェンダーとメディア・ブログ
    pollyanna
    pollyanna 2009/05/23
    こりゃ確かにパラノイアと言われてもしょうがないか……。/id:y_arimのコメント見て納得。確かに。
  • 保育士に離職者が多いのはどうしてか - ジェンダーとメディア・ブログ

    ある専門学校で新学期に向けて非常勤講師を集めての打合せ会があり出席してきた。自由に意見をいう時間になったところである先生から、最近、町で卒業生に会うと仕事を辞めたという人が多くなっているようだけど、そういうことにならないような授業をしたいので、詳しい状況がわかったらおしえてほしいという質問が出た。学校側からは、データはないけど印象として、保育現場で働いていると、自分の子供をもったら自分の手で育てたくなるケースが多いように思うという説明がされた。それじゃ「三歳までは母の手で」というのがまたぞろ復活しているということで問題ですよねというような話がでていた。話しをしていた方はわたしの知り合いで私にも何かいうようにと目を向けられた。わたしはこの日、「斉藤さん」の観月ありさのように、正義感だけはある斉藤ですと自己紹介していたのだった(笑)。「さあ、あんたも言ってよ」と視線を向けられたら、テーマがテー

    保育士に離職者が多いのはどうしてか - ジェンダーとメディア・ブログ
    pollyanna
    pollyanna 2009/05/22
    保育園には本当にお世話になっているだけに、胸が痛む。無償化、民営化などで、この問題がますますひどくなったりしないか心配。
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