北大教員が交流サイト(SNS)にアイヌ民族などに関する不適切な投稿を繰り返していた問題で、この教員は、アイヌ民族が先住民族であることに疑問を呈する投稿をしていたことが22日、分かった。大学関係者によると、教員は大学院保健科学研究院の教授で、学内の聞き取り調査に対し、自らが投稿したことを認め、削除した。 北大によると、この教授は、SNS上で民族的マイノリティーに関する不適切な発言や、排外主義的な発言を繰り返していた。今月12日に外部から指摘を受けて投稿を把握。調査を経て、20日までに投稿が削除された。大学関係者によると、「アイヌは先住民族ではないことは確か」といった投稿があった。
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