沈まぬ太陽について4回目の記事だが、反応等について。 前回の記事にid:Ez-style氏が “仮にそれが事実であったとしても、労使交渉とはそういうものであって、それが労働組合委員長の正しい姿であろう。” そうなんだ。労組って鬼畜の集まりなんやね とのコメントをつけていた。例えば外交交渉で相手の弱みに付け込むのを鬼畜とは言わない。 交渉の範疇であり、労組委員長が責任を負うべきなのは組合員に対してなので、その結果、ベターな成果が得られるならば、「そうしなければならない」ものである。 そして団体交渉権は労働三権のひとつであって、法が定めた労働者の権利である。 労働交渉を鬼畜と呼ぶならばお好きにどうぞ、であるが、そうした個人的な印象論を語っても仕方が無いだろう。池田信夫氏が、沈まぬ太陽に描かれたことが100%フィクションであると言い切るのであれば、何が事実であるかの同定が重要なのであって、印象論