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2013年11月3日のブックマーク (2件)

  • 澤藤統一郎の憲法日記 » 敢えて山本太郎議員に苦言を呈する

    太郎議員の天皇への書状交付に対するバッシング事件。私のスタンスは、あくまでも天皇の権威を後生大事とする勢力からのバッシングの危険に警鐘を鳴らすもの。自民党の一部に、「世が世であれば不敬罪」という発言があったことが報道されている。これに、世論が靡くようなことあれば背筋が寒くなる。「世は世でない」ことをしっかりと弁えてもらわねばならない。園遊会や、叙勲や、国体や、被災地訪問や‥、天皇の政治利用は山ほどある。これを不問に付したままの山バッシングは明らかに理不尽といわねばならない。山議員辞職勧告決議などあってはならない。 だから、昨日のブログでは「敢えて山太郎議員を擁護する」一文をものした。しかし、同議員の行動を褒めるべきものとは思っていない。日は敢えて山太郎議員に苦言を呈したい。 考えなければならないのは、天皇への働きかけのもつ意味についてである。天皇とは、「この憲法の定める国事に

  • 澤藤統一郎の憲法日記 » 敢えて山本太郎を擁護する

    天皇に文書を手渡した山太郎議員に対するバッシングは、はからずも現代における天皇制の実像を可視化するものとなった。天皇の神聖性を傷つける山の行為をタブーに触れたとする攻撃は凄まじく、法とは乖離した象徴天皇制の体制維持圧力の危険を露わにしている。改めて、象徴天皇制のもつ質的な危険性を指摘せざるを得ない。その文脈で、私は敢えて山太郎を擁護する。 日(11月1日)自民党の脇雅史参院幹事長は党役員連絡会で「憲法違反は明確だ。二度とこういう事が起こらないように人が責任をとるべきだ」と要求したと報道されている。ほかにも、下村博文文部科学相は「議員辞職ものだ。これを認めれば、いろんな行事で天皇陛下に手紙を渡すことを認めることになる。政治利用そのもので、田中正造に匹敵する」と批判。公明党の井上義久幹事長は「極めて配慮にかけた行為ではないかと思う」、同党の太田昭宏国土交通相も「国会議員が踏まえるべ