最近、DTM、楽器の世界においてもクラウドファンディング(ネット上で賛同者、出資者を募って事業や製造をスタートする方式)でモノを作るというケースが増えてきているようです。先日も「iPadカバーになる不思議なMIDIキーボード、Miselu C.24のクラウドファンディング実施中」という記事を書いたことがありましたが、今回紹介するのは、そこらじゅうのモノを楽器にしてしまう、という不思議な電子楽器、「Ototo」についてです。 これはイギリス・ロンドンにある「Dentaku」という会社が開発するプリント基板型のシンセサイザ。「Ototo=弟」で「Dentaku=電卓」??と思ったら、Dentakuは東京出身の鈴木有理さんと、ロンドンで活動しているマーク・マクキーグさんが作った会社なんですね。面白そうなので、私も1口乗ってみたのですが、Ototoとはどんな楽器なのか、ちょっと紹介してみたいと思い