おれとラーメン この間おれは、外食チェーン店について書かれた本について書いた。 いろいろなチェーン店が紹介されていたが、あまり取り上げられていなかったのがラーメンである。 ラーメンについては、現在のバーミヤンラーメンがいかに進化しているくらいだろうか。あと、日高屋。 それもそのはず、後述するが、ラーメン屋は資本のチェーンによる寡占化を逃れている外食店である。 有名なチェーン店はいくつかあるが、「ガスト」(すかいらーくグループ)のような存在はないということだ。 そもそも、いま40代のおれが子供心に思い出すに、近所のラーメン屋というものは、やはり個人店だった。 ラーメン屋というか、今の言葉でいえば「町中華」ということになる。ラーメン専門店というイメージはない。 そんなラーメン屋の、原初の思い出となると、子供会のソフトボール大会の打ち上げで、それなりに大勢の大人と子供で一軒の中華料理屋に入ったと
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