過激化し、犯罪に走る非モテ「インセル」がアメリカで問題になっているが、かの国には、よりダークな非モテ「ミグタウ」と呼ばれる人々もいる。女性への怨念をじくじくと培養し、社会とも関わらず、まるで既存の社会構造に対して静かにテロを仕掛けているようだ。「セラピーで顔は治らない」と絶望的な台詞を漏らす彼らの精神構造に迫った。「草食系男子」など日本文化からの影響も興味深い。 反フェミニズムの王国「マノスフィア」へようこそ 近年のアメリカでは、#MeToo運動が代表するようなフェミニズムの勃興がまずあり、それへのカウンターとして反フェミニズムの動きも活発化している。 フェミニズムの反対なので、メニズム(menism)という言い方もあるのだが、筆者の観測範囲では、メンズ・ライツ(男性の権利)運動、あるいはメンズ・ライツ・アクティヴィズムの略でMRAと呼ばれることが多いようだ。 議論は主にインターネット上の
今年1月4日に米国で出版されたトランプ政権の内幕を描いた『炎と怒り』──。発売から2カ月近く経つが、今も米アマゾン・ドット・コムの政治分野では書籍売り上げランキングで上位3位を下らない。 トランプ政権が発足した2017年1月からホワイトハウス一階ロビーのカウチに陣取り、200件以上の取材を経て『炎と怒り』を書いたという米ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏へのインタビュー。最後の第3回では、トランプ氏に認知症の兆しがあると一部で指摘されていること、ホワイトハウスで不倫をしているとの噂があること、なぜ今年の中間選挙に向けては女性立候補者が増えているのか、そして今回の取材方法に対して批判が出ていることに対して筆者自身がどう考えているかなどについて語ってもらった。 マイケル・ウォルフ(Michael Wolff)氏 ジャーナリスト 1953年米ニュージャージー州生まれ。父親は広告営業マンで母は地
今年1月4日に米国で出版されたトランプ政権の内幕を描いた『炎と怒り』──。発売から2カ月近く経つが、今も米アマゾン・ドット・コムの政治分野では書籍売り上げランキングで上位3位を下らない。 35カ国語に訳されることが決まっており、その多くが3月上旬までに世界各国の本屋に並ぶという。邦訳(早川書房刊)も2月23日に発売された。 トランプ政権が発足した2017年1月からホワイトハウス一階ロビーのカウチに陣取り、200件以上の取材を経て『炎と怒り』を書いたという米ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏に、この本を書いた狙いなどについて、ロンドンで聞いた。その内容を3回に分けてお届けする。 トランプ氏を含めトランプ陣営は「勝つ」と思っていなかった 衝撃的な内容でした。読む前から報道でどんな内容かあらかじめ知っていたので、「心構え」はあったつもりですが、それでもあまりにショッキングな内容でした。 マイケ
今年1月4日に米国で出版されたトランプ政権の内幕を描いた『炎と怒り』──。発売から2カ月近く経つが、今も米アマゾン・ドット・コムの政治分野では書籍売り上げランキングで上位3位を下らない。 トランプ政権が発足した2017年1月からホワイトハウス一階ロビーのカウチに陣取り、200件以上の取材を経て『炎と怒り』を書いたという米ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏へのインタビュー。第2回は、ウォルフ氏が本で伝えようとしたこと、そして次々に人材が去るトランプ政権が今後どこへ向かうとみているのかをお届けする。 マイケル・ウォルフ(Michael Wolff)氏 ジャーナリスト 1953年米ニュージャージー州生まれ。父親は広告営業マンで母は地元紙の記者だった。米コロンビア大学を経て、米バッサー大学を卒業。コロンビア大学時代に米ニューヨークタイムズ(NYT)紙のコピーボーイをする。74年雑誌「New Yo
1月23日にTwitter上に投稿した連ツイを、こちらにもまとめて貼りつけておきます。 『レッドマン・プリンセス 悪霊皇女』は「架空の内親王・星子に、アメリカ合衆国にとって不倶戴天の敵であるネイティブアメリカンの怨霊が憑依し、皇族がアメリカの敵になってしまう」ことで、日米同盟という本邦の自称保守の方々の多くが盲信する幻想が、途端に危険な代物になるという物語です。 本作の第1話はそもそも、2015年7月に描かれました。現政権によって理不尽な憲法解釈の変更――集団的自衛権の行使容認――がなされ、安保法制が強行的に成立へと向かう中でのことです。あんなもの、もたらされる結末は「自衛隊は米軍の二軍になります」以上の何者でもない。 戦後保守の宿痾であるスネ夫イズム=アメポチ奴隷根性に、政治的リアリズムの皮を被った幼稚なマッチョイズムやら歴史修正主義やら何やら、色んな反動的なものがひっついて、こんな悲惨
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でトム・クルーズが実在の麻薬密輸パイロットを演じた『バリー・シール/アメリカをはめた男』を紹介していました。 (海保知里)今日はご自宅のあるカリフォルニア州バークレーからのお電話です。もしもし、町山さん? (町山智浩)はい。町山です。よろしくお願いします。 (海保知里)お願いします。 (町山智浩)どもです……。 (山里亮太)あれっ、町山さん、体調でも悪いんですか? (町山智浩)ちょっとね、右手を骨折しまして……。 (海保知里)ええっ!? (町山智浩)あと、肋骨もヒビが入っちゃって……(笑)。 (山里亮太)何があったんですか、町山さん? (町山智浩)言えないんですよ。なんか「言うな」って言われていて、言えないんですよ。 (海保知里)なんかいろいろとあったんですか? (町山智浩)そう。右手の薬指の付け根っていうか、手のひらの中の骨を折っちゃったんで。
Japan’s Dennis Rodman? An Ex-Wrestler, Politician and 32-Time Guest of North Korea Antonio Inoki, a 74-year-old lawmaker, was once one of Japan’s best-known professional wrestlers. He says he wants to establish peace with North Korea “through sports diplomacy.”Credit...Kazuhiro Yokozeki for The New York Times TOKYO — Forty-one years ago, Antonio Inoki, one of Japan’s most popular professional wres
Military said that it will not absorb MILF fighters but enlist their help in overcoming ISIL-linked group in Marawi. The Philippines military has teamed up with Moro Islamic Liberation Front (MILF) fighters as it prepares for a final assault against the Maute armed group in the southern city of Marawi. Soldiers were seen mingling freely with several hundred MILF fighters who have joined forces for
町山智浩さんがTBSラジオ『Session-22』の中でアメリカで公開されたばかりの『この世界の片隅に』についてトーク。アメリカの観客や映画評論家たちの反応について話していました。 (荻上チキ)この映画をきっかけに考える場所がどんどんどんどん広がっていくと素晴らしいと思うんですけど。それが今度はアメリカにも広がっていっているわけですね。そこで、TBSラジオ『たまむすび』でもおなじみアメリカ在住の映画評論家・町山智浩さんに実際に公開されているアメリカでの反応を、これは事前にお話をうかがっているので。(片渕須直)監督も一緒にお聞きいただければと思います。 (片渕須直)はい。 <音源スタート> (荻上チキ)アメリカで公開が始まったと思うんですが、反応はいかがですか? (町山智浩)はい。まだ始まったばかりなので。1週間しかたってませんからね。ただ、見た人たちは非常に感動しているんですが、なぜ感動を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く