大阪市の解体をねらう橋下徹大阪市長の「大阪都」構想をめぐり、大阪市の有権者を対象とした5月17日の住民投票が確実視されています。大阪では4月の地方選でも大きな争点となる同構想の本質があらためて問われています。(藤原直) 維新 府から都に格上げになる ホント 「都」にはならない 大阪市をなくし、24区をなくす 「これは格上げなんですよ。府から都になるのは」。橋下氏はこう叫びます。 しかし、今回の住民投票では、仮に賛成が多数となったとしても「大阪都」にはなりません。投票で問われるのは、大阪市を廃止して五つの特別区に分割することの是非です。可決となれば、市民が慣れ親しんだ24行政区も大阪市そのものも無くなります。 「都」構想の本質は、大阪市の廃止・解体にほかなりません。 維新 住民サービスは低下しない ホント 市民いじめこれからも くらしがつぶされる 市廃止なら住民サービスの低下は必至です。これ