米国のベンチャー企業、スペースX社は5月31日、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した初の商用宇宙船「ドラゴン」が同日昼、太平洋海域に着水し、商業宇宙船によるISSへの補給ミッションが成功したと明らかにした。中国国際放送局が報じた。 「ドラゴン」は米東部時間11時42分(日本時間1日未明)、米西部都市のロサンゼルスから西南約900キロ離れた太平洋海域に着水した。 「ドラゴン」は5月22日に打ち上げられ、25日にISSとドッキングした後、約600キロの荷物を積載して地球に帰還した。任務の成功により、スペースX社は米航空宇宙局(NASA)と16億ドル相当の契約を締結し、12回の補給船打ち上げが約束される見込みだ。(編集担当:村山健二)