活動・疲労・休養の「3つのサイクル」 片野秀樹氏(以下、片野):疲労感はマスキング(masking:覆い隠す)できるんですね。例えば、栄養ドリンクを飲んで「今日、がんばろう」という方もいらっしゃるかもしれません。あるいは何かモチベーションを持って、「自分が使命感を持ってやらなければならない」となると、一時は疲労感をマスキングできるんです。 その時の活動能力は下がっているんですが、マスキングしながら活動してしまう。がんばらなければならない時もあると思うので、これは一時的には必要だと思うんですが、ずっと続けると乖離が広がって、もう近づかなくなるんですよ。そうすると慢性疲労の状態、あるいはメンタルの障害になってしまうんですね。 ですから、「疲労は病気になる前のシグナルですよ」と冒頭で申し上げたように、自分自身で疲労を感じたなら素直に受け止めて、「休まなければならない」と思っていただかねばならない

